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区長からの発信(2025年度)

最終更新日:2025年5月30日

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2025年5月

八多学園の「特色ある授業」に参加しました(5月27日)

義務教育学校八多学園では、「豊かな地域資源を活かした探究学習」の一環として、学校から徒歩10分の距離にあるダンロップゴルフコースの協力を得て、3・6・7・8・9年生が継続的な学習に取り組んでいます。
本日は、6年生12名の授業に参加しました。
最初に、ゴルフ場の全体像やそこで働く方々の仕事内容・役割などについて説明を受けた後、カートに乗って、パースリーコースに移動。生徒全員がパタークラブ(八多町内から寄贈されたもの)を持って、プロのインストラクターの方からクラブの握り方、身体の動かし方などを詳しく教えてもらいました。コツをつかんできたところで、それぞれが実際にボールを打ち、何打でピンに当てることができるかのミニゲームに挑戦。子供たちは時間を忘れるほど夢中になり、何度も何度も打ち続ける表情は真剣そのものでした。
感性が豊かなこの時期に「本物に触れる・体験する」ということは、非常に重要なことであり、一人一人の成長に大きくつながります。また、「ゴルフ」というテーマに対して、スポーツ・レクリエーション産業・自然環境保全・歴史(神戸は日本ゴルフ発祥の地)といった多角的な側面から、総合的に学びを深めることは子供たちの知的好奇心を刺激し、これからの時代を生き抜く「人間力」の形成に大きく寄与するものだと感じます。
本プログラムについて、ダンロップゴルフコースの皆さまに感謝しつつ、一人でも多くの子供たちに、このような義務教育学校八多学園ならではの体験をしてもらいたいと強く感じました。

ゴルフ場と仕事のレクチャー
ゴルフ場と仕事のレクチャー
ゴルフ場で働く車を見学
ゴルフ場で働く車を見学
プロのインストラクターから指導を受け
パター体験
プロのインストラクターから指導を受けパター体験

北区市民防災シンポジウム「医療・介護・福祉・行政が連携した地域包括ケア実践からの災害対策」が開催されました(5月17日)

北区医師会、北区歯科医師会、北区薬剤師会が中心となり、2015年に発足した、「北区地域包括ケア推進総括協議会」の主催により行われました。
同協議会は、北区における地域包括ケア構築を目指し、北区を5ブロックに分け、医療・介護・福祉・行政など多業種の機関・団体が参画し、顔の見える関係づくりから始め、研修会や地域課題解決に向けての取り組みを続けています。
このシンポジウムは、協議会発足10周年を記念した企画であり、各会から6名のパネリストがそれぞれの取り組みを発表・報告した後、活発な意見交換が行われました。
シンポジウムのほか、6つの分科会や医療介護の機器展示も行われ、全体では延べ213名余りの参加者が学び、そして、交流を図るなど非常に意義深い取り組みでありました。
特に、災害発生時に、いかに医療・介護・福祉・行政の多職種が連携して、安全・安心な環境を確保していくかは喫緊の課題であり、今後も引き続き、行政としてしっかりと関係者のみなさまと連携して対応してまいります。

総会の様子 シンポジウムの様子

「からとんくるりんバス」本格運行セレモニーが行われました(5月1日)

唐櫃台地域においては、駅からの坂道が急で、地域内にバスが走っていないことから、住民の高齢化が進む中で日常の移動手段が課題となっていました。この課題を解決するために、地域では「唐櫃にバスを走らせる会」を設立し、2022年10月より住民の足を確保する取り組みを進めてこられました。
2024年3月より、試験運行を開始し、その後、乗客の積み残しが発生する課題も出ましたが、ルート、ダイヤ変更を行うことで対応されました。また、昨年度には、乗車促進のために、神戸北高校とのコラボによるイベントの開催、唐櫃台駅前マルシェの開催、待合室の開設などの取り組みにより、乗車人数も順調に推移し、その結果、当初の予定よりも1カ月前倒しで、2025年5月1日より本格運行に移行することとなりました。
当日は、素晴らしい快晴の下、唐櫃台小学校の児童、県立神戸北高校の生徒とキャラクターのからとん、そして、地域の皆さまが多数出席のもと、盛大に行われました。
児童から運転手に花束贈呈があった後、本格運行の第1便が8時51分定刻出発しました。
NHKが取材に来られ、番組でも詳細に紹介されました。
一人でも多くの方が乗車することで、からとんくるりんバスを乗って支えていきましょう。

1 セレモニー時

2025年4月

岡場駅・田尾寺駅で美緑花クリーン作戦が行われました(4月15日)

令和7年度の第一回目の、岡場駅及び田尾寺駅での美緑花クリーン作戦が行われました。これは、平成5年に結成された「岡場・田尾寺駅周辺「美緑花区民の会」」による活動で、婦人会、自治会、老人クラブ、地域事業者、区役所が一体となって取り組んでいるものです。
当日は、冷たい風が強く吹くという、厳しい天候の中でしたが、ご参加いただいた皆さまは熱心にクリーン作戦に取り組んでおられました。
私は、今回は、岡場駅で皆さんと一緒に活動しました。毎回、有野幼稚園の園児の皆さんも参加していただいており、本日は、7名のみんなが来てくれました。一生懸命、草を抜いたり、ごみを集めたりと元気いっぱいに作業をしてくれました。このような地域活動を通じて、世代を超えた交流があるということはとても素晴らしいことと感じました。
偶数月の第3火曜日の実施になりますので、次回は6月17日の開催になります。第2回目は、田尾寺でのクリーン作戦に参加させていただこうと思います。
ご参加のみなさま、どうもありがとうございました。

岡場駅前クリーン作戦 田尾寺駅前クリーン作戦

藤原台さくらまつり(4月6日)・道場千苅さくら祭り(4月5・6日)が開催されました

藤原台さくらまつりは、天気予報で雨が心配でしたが、当日は雨もなく、お昼ごろからは日差しも出るなか、開催されました。地域のみなさまがたくさん訪れ、桜の花が咲く中、子供たちの演技を見たり、おいしいものを食べたり、おしゃべりをしながらそれぞれの時間を過ごされていました。
関係団体からのまつりへの出店は、コロナ禍以降、徐々に回復し、今回はコロナ前の状況に戻ったとお聞きしました。そのなかでは、以前の取り組みを継続するもののほか、新たな取り組みも加わっているとのことで、地域のみなさまの思いがさらなる前進につながっているのだと感じました。
また、防災の観点から、子供たちに実際に、水消火器を使ってもらう体験もありました。知るだけではなく、実践することで、もしもの時に備える重要な取り組みです。みんな楽しそうに取り組んでいました。

藤原台 藤原台2

道場千苅さくら祭りは、JR道場駅から、千苅浄水場に入るまでの約1.7kmの道並みから始まります。浄水場の敷地内に入ると、広大な広場と山がそびえる広大な空間に足を踏み入れ、桜の花が迎えてくれました。地域の方がつかれたつきたてのお餅が振舞われました。長蛇の列ができていました。お餅を手にしたみなさんおいしそうに食べられていました。
このさくら祭りの特徴は、なんといっても、桜の花とともに、有形文化財に指定されている堤高42mの千苅ダムを見ることができる、という点です。普段は、立ち入ることのできない浄水場を進み、その奥に位置するダムのそびえたつ様はまさに圧巻の一言です。ぜひ、ご覧いただきたいスポットです。自然歩道『KOBE太陽と緑の道』としてハイキングコースの通過点にもなっており、ご覧いただくこともできますのでお越しください。

千苅ダム1 千苅2

お問い合わせ先

北神区役所地域協働課