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市バスは、1日約18万人のお客様にご利用いただいており、「市民の足」としての役割を果たしています。しかし、コロナの影響により令和2年度は1日あたり乗客数が14万人と減少し、「市民の足」としての役割を果たすためにも、交通局では「神戸市営交通事業 経営計画2025(令和3年度~令和7年度)」を策定し、持続可能な経営を維持するためにも、さらなる経営改善に取り組んでいきます。
令和元年度(87路線)
令和2年度(87路線)
令和元年度主系統の黒字路線であった2、16、36、64、92系統が赤字路線となりました。
また、赤字路線のうち収入に対して1.5倍以上の費用がかかるものは
31路線(元年度)→40路線(令和2年度)とさらに厳しい状況が続いています。
これらの路線を維持していくためには、多くのお客様に利用していただくことが必要であり、市民の皆様に市バスの現状を知っていただくため、市バスの路線別の経営状況をご報告しています。
100円の収入を得るために、費用がどれだけかかっているかを示す数値。この数値が小さいほど営業効率がよい(採算がとれている)ことになります。例えば、「営業係数150」は、100円の収入を得るために150円の費用がかかっていることを示しています。
バス車内に搭載している料金箱から得られたデータや市バス交通調査結果等から推計した路線別の乗車料収入等から、運行計画に基づき算定した系統別走行キロおよび乗務時分等の比率により推計した経費を差し引いた額です。
路線別の乗車料収入から推計した年間の乗車人数を、1日あたりに平均しています。
平日1日あたりの運行本数を掲載しています。
経営状況が悪い市バス路線は持続的な運営が難しくなります。これを見分ける指標が「営業係数」です。
100円の収入を得るために、費用がどれだけかかっているかを示す数値で、この指標の数が大きくなればなるほど、同じ収入を得るのに多くの費用がかかることを表します。下記では1日にあとどのくらいのお客様に乗ってもらいたいかの指標を示しています。
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