記者資料提供(2023年8月18日)
こども家庭局家庭支援課
近年、発達障害への社会の理解が広がったことで、子どもの成長や発達に関する相談が増えており、専門機関への相談待機期間が長くなっています。
そのため、子どもの発達相談支援体制を充実させ、早期に必要な支援に繋がるように、医師・保健師・心理士・福祉の専門職で構成する「こべっこ発達専門チーム」を令和5年4月に発足しました。
待機期間が長期化している西部療育センター診療所の担当区域である垂水区・西区において、未就学児を対象としたモデル事業として、①乳幼児健診後の発達二次健診、②家族相談を本年10月から開始しますので、お知らせします。
1.概要
①発達二次健診
- 乳幼児健康診査(1歳6か月児・3歳児)の後、発達のフォローが必要な子どもを対象に、小児の発達専門の医師が発達二次健診を実施
- 専門的な見地から子どもの発達の特性やニーズに沿った適切な支援について助言
- より詳しい診療や検査が必要な場合は、西部療育センター診療所を含む専門の医療機関やこども家庭センターと連携
②家族相談
- 西部療育センター診療所の利用を希望する方を対象に、保健師・心理士・福祉職が、面談・簡易検査・行動観察を実施
- 子どもへの接し方の助言や支援先の紹介を行うなど、子どもやご家族の状況に合わせた支援を模索
- より詳しい診療や検査が必要な場合は、西部療育センター診療所を含む専門の医療機関やこども家庭センターと連携
2.受付等
①発達二次健診
- 令和5年10月より、1歳6か月児健康診査・3歳児健康診査の結果を踏まえ、対象児のご家族に対し、発達二次健診について個別に案内
②家族相談
- 対象者は、西部療育センター診療所への療育相談をお考えの垂水区・西区在住の未就学児
- 令和5年10月2日より、市ホームページでオンライン受付を開始
3.その他
- 発達二次健診と家族相談は、いずれも垂水区役所又は西区役所で実施
- 垂水区・西区以外に在住する療育相談を希望する方は、居住区を担当する療育センター(総合療育センター又は東部療育センター)診療所で相談受付