対話フォーラムでのご意見を施策に活かした事例の一部を紹介しています。
- ネットモニターとの対話フォーラムで、「ステイホームで子どもがスマホに夢中になってしまった。神戸でスマホの使い方講座を開いてほしい」というご意見が寄せられました。
- この声を受けて、神戸市では、子どもたちがスマホやネットに振り回されるのではなく、うまく活用しながら、自分らしくのびのびと過ごせる環境づくりに取り組んでいます。
スマートスマホ都市KOBEフォーラム
- 2021年3月に、「スマートスマホ都市KOBE」フォーラムを開催
- 子どもたち自身と、保護者・学校・企業・行政などが一緒に、スマホやネットとの付き合い方を考えました。
自然体験合宿
- さらに2022年9月には、六甲山上の神戸市立自然の家で
- スマホやネットの使い方を見直す2泊3日の自然体験合宿を実施しました
- 自然のなかで仲間とふれあいながら、スマホとの上手な付き合い方を学ぶ機会となりました
- 写真は、穂高湖でのカヌー体験
- ネットモニターとの対話フォーラムで、「ワンストップ型の支援、困ったときにサポートしてくれる地域資源、生活の支援をしてくれる環境の整備が大事だと思う」というご意見がありました。
- 地域課題の解決に向けては、より多くの市民が参画できる仕組みを構築していく必要があります
- 地域団体だけでなく、NPOや企業など、多様な主体の参画により進めていくことが重要であることから、こうした課題に取り組むNPO等が自立して活動を続け、また活動を広げられるよう、新しい支援制度をつくることにしました。
- 新設する補助制度では、NPOや地域団体などを対象に、地域課題に関わる活動も幅広くとらえ、より多くの団体に活用いただくことを想定しています。
- 多くの団体が活用しやすい補助制度にすることで、地域の支え合いの輪を広げ、課題の解決につなげていきます。
- ネットモニターとの対話フォーラムで、「新型コロナウイルスへの対応を通じて、今後の災害や感染症にも備えられるよう、課題や解決策をまとめて、ITでスムーズに対応してほしい」というご意見がありました。
- 神戸市では、感染症の拡大を防ぐために、接触機会を減らす工夫や働き方の見直しなど、市民の暮らし方の多様化に対応することが課題だと考えています。
- その解決に向けて、ITの活用をふくめた取り組みを進めています。
キャッシュレスで、もっと便利に!
- 感染症対策として、人との接触を減らすため、
- これまで現金のみだった行政手続きの手数料や、公共施設の入館料・使用料などで、キャッシュレス決済を導入しています
- 2021年3月からは、全区役所・支所の証明書発行窓口で利用できるようになりました。
- さらに2021年度からは、王子動物園やファッション美術館など、利用者の多い施設でも導入しています。
- 今後もキャッシュレス決済が使える施設を順次広げていく予定です。
スマホやパソコンで、かんたん申請!
- 新型コロナの影響で、デジタル化への関心が高まったことを受け、
- 「e-KOBE(神戸市スマート申請システム)」の運用を始めました。
- ワクチンパスポートの発行など、さまざな手続きがオンラインでできるようになり、区役所に行かなくても申請ができるようになっています。
- 2020年9月に開催した大学生とのオンライン対話フォーラムで、「神戸市独自の観光支援は?」という声がありました。
- そこで神戸市では、市民向けに市内宿泊をお得に楽しめる支援を実施しました
- プレミアム宿泊クーポン(2021年4月~2021年12月)
- 近場旅KOBEキャンペーン(2022年1月~2022年12月)
- 地元での”ちょっと旅”を通じて、観光業を応援しています!
- ネットモニターとのオンライン対話フォーラムでは、新型コロナの影響で学校が休業したことを受け、
- 「予習の方法を教えて欲しい」「オンラインで朝の会を開いて、先生や友だちと交流できるようにしてほしい」といった声が寄せられました。
- こうした意見をふまえ、神戸市では2021年1月から、感染の不安や学級閉鎖などで登校できない児童生徒に向けて、オンラインで朝の会を開いたり、授業のライブ配信や動画配信、デジタル教材の活用などを通じて、自宅でも安心して学べる環境づくりに取り組んでいます。
- ネットモニターとのオンライン対話フォーラムで、東灘区にお住まいの方から「ハイハイしかできない小さな子どもが集まれる場所がない」「保護者同士が交流できる場も少ない」といった声が寄せられました。
- こうしたご意見を受けて、神戸市では2021年4月13日に「こべっこあそびひろば・六甲アイランド」をオープンしました。
- 小さなお子さんが安心して遊べるだけでなく、保護者同士の交流もできる施設です
- 地域の子育てを、みんなで支える場として活用されています
- ネットモニターとの対話フォーラムで、「名谷駅前に図書館がなくて不便」「空き店舗を活用して図書館をつくれないか」という声が寄せられました。
- こうしたご意見をふまえ、2021年3月24日に「神戸市立名谷図書館」がオープンしました
- 読書や勉強はもちろん、地域の人が気軽に集い、交流できる場として、多くの方にご利用いただいています