最終更新日:2022年10月14日
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市民と市長との直接対話により、市民の皆さんの意見を反映するとともに、市長の思いに直接触れていただくことで、相互理解を深めることを目的として開催している対話フォーラムでのご意見を施策に活かした事例の一部を、順次紹介していきます。
『ネットモニターと市長とのオンライン対話フォーラム』で、「ステイホームで子供がスマホ中毒になっている。神戸で是非、スマホの使い方講座を開いてほしい。」とのご意見をいただきました。こういったご意見等を踏まえて、子どもたちがコミュニケーションツールやテクノロジーに振り回されるのではなく、これらを上手に使いこなしながら快適なコミュニケーションを図り、自分らしく伸び伸びと生活を送ることのできる環境の実現に向けた取り組みを進めています。
スマホやネットと上手に付き合うために、子どもたち自身と、保護者・学校・企業・行政など子どもたちを取り巻く関係者が今何をすべきか、子どもたちと大人で議論する、「スマートスマホ都市KOBE」フォーラムを2021(令和3)年3月に開催したほか、スマホやネットの依存傾向が増加している市内の小中学生を対象に、日常生活でのスマホやネットの利用を振り返り、自然や仲間とふれあいながらスマホやネットとの上手な付き合い方を考えてもらうことを目的に、六甲山上の神戸市立自然の家を活用した2泊3日の自然体験合宿を2022(令和4)年9月に実施しました。
【「スマートスマホ都市KOBE」フォーラムの様子】
【「スマホとスマートに付き合うための合宿」の様子】
穂高湖でのカヌー体験
ネットのメリット・デメリットの話し合い
『ネットモニターと市長とのオンライン対話フォーラム』で、新型コロナウイルス感染症で学校が休業したことにより、「予習のノウハウを教えてほしい」「オンラインで朝の会を開くなどして、先生やクラスメイトが交流できる環境を作ってほしい」など、学級閉鎖や感染不安等により登校していない児童生徒に対する自宅でのオンラインを活用した学習支援について、ご意見をいただきました。
本市では、2021年1月より、感染不安や学級閉鎖等登校していない児童生徒に対して、オンライン朝の会や、短時間授業の配信、授業ライブ配信、デジタルドリル等を組み合わせながら、児童生徒の学びの保障や学校とのつながりの確保に努めています。
『ネットモニターと市長とのオンライン対話フォーラム』で、東灘区にお住まいの方から「ハイハイしかできない小さい子どもの集まれる施設がない。また、お母さん同士が交流できる場がないことも課題と感じている。」というご意見をいただきました。こういったご意見等も踏まえて、2021年4月13日に小さな子どもでも安心して遊べ、親子同士の交流も図れる施設として、「こべっこあそびひろば・六甲アイランド」をオープンしました。
『ネットモニターと市長との対話フォーラム』で「名谷駅前に図書館がない。空き店舗などを利用して、図書館を整備することはできないか」とのご意見をいただきました。そういったご意見等を踏まえて、読書や学習、地域に暮らす人々の憩いとコミュニケーションの場として利用していただけるよう、2021年3月24日に「神戸市立名谷図書館」が新しくオープンしました。