最終更新日:2024年10月31日
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神戸市では、繰り返される犯罪を防ぎ新たな被害者を生み出さない、再犯防止の取り組みを進めており、誰もが安全で安心して暮らすことのできるまちの実現を目指しています。
罪を犯した人の中には、住居や仕事が確保できないことや、認知機能の低下、周囲から理解されない障害によって社会から孤立し、犯罪を繰り返してしまうケースがあります。
立ち直りには、本人の努力や強い意思が大切なことはもちろんですが、社会から排除し孤立させるのではなく、地域社会の一員として受け入れ、再び罪を犯すことなく暮らしていけるよう社会全体で立ち直りを支えていくことが大切です。
保護司は、犯罪や非行をした人たちが再び罪を犯すことがないよう、その立ち直りを地域で支える民間のボランティアです。保護観察対象者への支援や指導、社会を明るくする運動をはじめとした犯罪予防活動等に取り組んでいます。
現在、全国で約47,000人、神戸市では約500人の保護司の方が、それぞれの地域において、犯罪や非行のない明るい地域社会づくりの活動に取り組んでいます。
全国保護司連盟ホームページ
協力雇用主は、犯罪・非行の前歴のために仕事に就くことが容易でない刑務所等出所者等を、 その事情を理解した上で雇用し、立ち直りを助ける事業主の方々です。
現在、全国に約24,000、兵庫県内には800を超える協力雇用主の登録があります。
しかし、協力雇用主を業種別にみると、建設業が半数以上を占めているなど、登録雇用主の業種の拡大も課題のひとつとされています。
協力事業主の方々の不安を軽くするために、奨励金制度や身元保証制度等の支援制度も用意されており、様々なサポートを受けることができます。
登録をご希望の場合は、神戸保護観察所までお問い合わせください。(連絡先078-351-4005)
神戸保護観察所ホームページ