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王子公園再整備【再整備全体・ゾーニング】のFAQ(よくある質問と回答)

最終更新日:2024年3月12日

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王子公園再整備【再整備全体・ゾーニング】のFAQ(よくある質問と回答)

ここでは、王子公園再整備のうち再整備全体・ゾーニングに関するよくある質問と回答を紹介します。
 
 

Q1.なぜ今再整備が必要なのですか?

 王子公園は供用が開始されてから70年以上経過し、動物園をはじめ多くの施設が老朽化しているため、大規模修繕・更新に速やかに取り組む必要があります。
 なお再整備にあたっては、長期を見据えた将来世代のニーズに応えるとともに、王子公園周辺エリアが、古くから「原田の森」として育まれた歴史を踏まえ、神戸を代表する現在の景観を大切に守りながら、将来の世代へ確実に継承していく必要があると考えています。

Q2.今ある施設をそのまま更新できないのですか?

 「原田の森」として育まれた歴史や景観を大切に守りながら、王子公園を将来の世代へ確実に継承していくためには、長期を見据えた将来世代のニーズに応えることが不可欠であり、今ある施設をそのまま更新するのではなく、持続可能な神戸の発展に寄与する新たな価値を生み出す必要があると考えています。
 その際には、「市域全体への貢献」と「近隣地域への貢献」の両立を果たしていくことが必要だと考えており、若年定住・交流人口の増加、都市ブランドの向上の実現に向けて、大学を誘致します。

Q3.どうしてこのゾーニング(施設配置)にするのですか?

 施設配置にあたっては、「誰もが憩いくつろげる一般に開放された『人のための空間』を拡大し、公園内にバランス良く配置」「ゾーン間の物理的つながりと視覚的な拡がりを確保」「各ゾーンにおける施設・機能は可能な限り集約し、効率的な施設配置を検討すること」を重視しています。
 これに基づき、現在の駐車場や補助競技場までの通路から自動車を排除し「人のための空間」として再編し、「緑の広場」や「シンボルプロムナード)」を整備します。
 また、新スタジアムを体育館や弓道場のある北側に配置し「スポーツゾーン」として集約し、あわせて子どもの遊び場なども充実させます。

Q4.広域防災拠点としての機能は維持できるのですか?

 2022年12月に策定した「王子公園再整備基本方針」では、基本目標の一つとして、「広域防災拠点の機能強化」を掲げており、現在の公園の防災機能はしっかりと維持していくとともに、再整備にあたっては、避難場所や災害活動の拠点として各施設を充実させることで、広域防災拠点の機能強化を図ることとしています。
 また、「王子公園再整備基本計画」では、ヘリコプター離着陸場の確保や緊急避難場所・救援活動拠点の確保、非常用電源や太陽光発電、かまどベンチなど防災施設の整備などを行うこととしています。
 加えて、大学誘致にあたっては、大学キャンパス自体にも防災機能を担うことを求めており、公園・大学が連携することで、より一層防災機能が発揮できるよう大学側とも十分な調整を行っていきます。

お問い合わせ先

王子公園再整備本部王子公園再整備課