アスベストに関する基礎知識

最終更新日:2021年12月27日

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①アスベストの種類

アスベストには、①クリソタイル、②アモサイト、③クロシドライト、④トレモライト、⑤アクチノライト、⑥アンソフィライトの計6種類あります。アスベストはその9割以上が建築資材として使われています。

代表的なアスベストの写真

②使用禁止時期

アスベストは、以下のように段階的に禁止又は使用中止されてきました。
・アスベストの吹付作業の原則禁止:昭和50年(特定化学物質等障害予防規則)
・アモサイト(茶石綿)、クロシドライト(青石綿)の製造、輸入、使用禁止:平成7年(労働安全衛生法施行令)
・クリソタイル(白石綿)の製造、輸入、使用禁止:平成16年10月(労働安全衛生法施行令)
・アスベスト0.1重量%を超える製品の全面禁止:平成18年9月(労働安全衛生法施行令)

一部代替が難しい建材については、その後も使用が認められていましたが、平成24年3月に全面禁止されました。

③健康への影響

石綿(アスベスト)は非常に細い繊維で、飛散すると空気中に浮遊し、吸いこみやすく、吸い込むと肺の中の細胞に刺さり細胞内に長く滞留します。それによって炎症がおこり、肺の細胞が傷つき肺が繊維化したり、活性酸素が生じてDNAが傷つき、肺がん、悪性中皮腫などの病気を引き起こす可能性があります。石綿を吸い込んでから影響がでるまでの期間は、15~50年と潜伏期間が長いことが特徴です。

詳しい内容については、(独)環境再生保全機構のホームページ「アスベスト(石綿)による健康障害のメカニズム」(外部リンク)をご覧ください。

④建築物への使用箇所、確認方法

使用用途

アスベストは、そのほとんどが建築資材として使用されており、主に、戸建て住宅や倉庫では外壁、屋根、軒裏などに成形板として、ビルや公共施設、特に鉄骨造の建物では、梁・柱の耐火被覆材、機械室などの天井・壁に吹付材として使われています。
石綿含有建材の使用事例

確認方法

アスベストの確認方法は、①建築時の設計図書・建築材料表等などによる確認、②有資格者のいる専門の調査会社に依頼する、などの方法があります。ただし、①の方法では、アスベストの使用が明確に記載されていない場合や、改修・補修工事の際に、記載とは別の建材が使われている可能性があるため、②の方法をお勧めしています。

⑤アスベストが見つかった場合

屋根や壁などの建材にアスベストが含まれていることが分かった場合、割らずに原形のまま撤去すれば飛散するおそれはありません。
一方吹付けアスベストやアスベスト含有吹付けロックウールは、そのまま撤去すると飛散するおそれがあるため、隔離して除去作業を行う必要があります。
なお、建物の解体・改修等を実施する場合、必ずアスベスト建材の有無に係る事前調査を行い、その結果を現場の公衆の見やすい位置に掲示する必要があります。

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