さい帯血バンク

最終更新日:2023年10月23日

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さい帯血とは?

胎盤とへその緒(臍帯)の中に含まれる血液のことです。

なぜさい帯血が必要なのですか?

血液を造ることができる「造血幹細胞」は、人工的につくることができません。
さい帯血の中には、造血幹細胞がたくさん含まれています。
そのため、正常に血液を造れなくなる白血病や、血液中の赤血球・白血球・血小板が減少してしまう
再生不良性貧血など、重い血液の病気の治療に使われます。

さい帯血を提供するには?

さい帯血バンクと提携している産科施設で、出産をする際に提供できます。
母子ともに、痛みや健康上のリスクの発生はありません。
本来、出産時に廃棄してしまうさい帯血の提供に、ぜひご協力ください。

神戸市内のさい帯血バンク提携産科施設(令和4年11月2日現在)

【中央区】
・神戸市立医療センター中央市民病院
・母と子の上田病院
・パルモア病院
【北区】
・神戸アドベンチスト病院
・済生会兵庫県病院
・マムクリニック
【西区】
・久保みずきレディースクリニック
・神戸市立西神戸医療センター
・なでしこレディーズホスピタル
・ハーモニーレディースクリニック

さい帯血バンクとは?

採取されたさい帯血を冷凍保存し、移植の必要な患者さんに適合したさい帯血を移植病院に提供しています。全国に6つのさい帯血バンクがあります。
冷凍保存されたさい帯血の情報(細胞数・HLA・血液型等)は、日本赤十字社「造血幹細胞移植情報サービス」のホームページに登録・公開されます。
移植病院は、登録されたさい帯血から患者さんに適合するさい帯血を選び、移植治療を行っています。

お問い合わせ先

健康局保健所保健課