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アピアランスケア ~外見の変化による気持ちの辛さを和らげるケア~

最終更新日:2023年3月13日

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アピアランスケアとは

近年は化学療法や放射線療法が進歩し、がん治療を続けながら社会生活を送る方が増えています。それと同時に、化学療法による脱毛、肌の変色、爪の変化や、手術による傷跡、放射線治療による皮膚炎など様々な外見の変化により、自分らしくなくなったと感じたり、他人とのかかわりが苦痛になるがん患者も増えています。
そのようながんや、がん治療にともなう外見の変化による気持ちの辛さを和らげるケアのことを、「アピアランスケア」といいます。アピアランスケアには、爪や皮膚のケア、脱毛のカモフラージュなどの医学的・整容的なサポートとともに、その人らしくあるための心理的なサポートも含まれます。

アピアランスケアに関するヒント

下記のリーフレットには、特に悩むことの多い4か所(髪、爪、肌、眉毛・まつ毛)のケア方法について、医療者の立場からのアドバイスが記載されています。
外見が変化したことで「周囲の人からどう思われるかが気になる」「治療をする気持ちがおこらない」「自分らしさがなくなった」などで悩んだときに参考にしてみてください。

リーフレット(髪について)リーフレット(爪について)リーフレット(肌について)リーフレット(眉毛・まつ毛について)リーフレット(ウィッグ)
髪が抜けますと言われたら(PDF:2,583KB)
爪に影響が出ますと言われたら(PDF:2,946KB)
肌に影響がでますと言われたら(PDF:3,121KB)
眉毛・まつ毛が抜けますと言われたら(PDF:2,593KB)
ウィッグを買いたいと思ったら(PDF:1,843KB)

このリーフレットは横浜市、横浜市内でアピアランスケアに取り組む医療者、国立がん研究センター中央病院が協力して作成したもので、横浜市の協力により掲載しています。
※このリーフレットは個人や医療従事者の使用を目的として作成されています。商業目的(物販やサービス販売)での配布や内容の引用はご遠慮ください。
※患者会・NPO法人等で使用をご希望の方は、事前に下記まで御相談をお願いします。
・国立がん研究センター中央病院アピアランス支援センター
・横浜市医療局疾病対策部がん・疾病対策課(045-671-2721)

ウィッグや乳房補正具の購入費用の助成

神戸市では抗がん剤や放射線治療による脱毛や、手術による乳房切除など、外見の変化により社会参加への不安を持つがん患者の方に、ウィッグ等の補正具の購入費用を助成しています。

神戸市がん患者アピアランスサポート事業

がん相談支援センター

がん相談支援センターは、がんの治療や療養生活に関する質問や相談に対応し、がんに関するさまざまな情報提供を行っています。患者さんやご家族のほか、地域の方々はどなたでも無料でご利用いただけます。
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健康局保健所保健課