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ホーム > 市政情報 > 記者発表資料 > 記者発表2025年9月 > エムポックス(クレードⅠb)患者の発生について

エムポックス(クレードⅠb)患者の発生について

ページID:81358

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記者資料提供(2025年9月16日)
健康局保健所保健課
市内医療機関を受診した患者について、神戸市健康科学研究所でウイルス検査を行った結果、2025年9月13日(土曜)にエムポックス(ウイルス型:クレードⅠb)と判明しました。
この型が国内で検出されたのは初めてです。
エムポックスは、日本国内では2022年7月以降、累計254件の届出があります。(2025年9月12日時点)
※エムポックスウイルスは、大きく2つのグループに分かれており、中央アフリカに常在するウイルスがクレードI、西アフリカに常在するウイルスがクレードⅡと呼ばれています。
2023年以降にヒトの間で持続的に伝播して流行を起こした型が、クレードⅠの中でも特にクレードⅠbと位置付けられています。

1.患者の概要


・性別:女性
・年齢:20代
・症状:発疹、水疱、発熱、リンパ節腫脹
・医療機関受診日:9月12日
・海外渡航歴:有(アフリカ)
・その他:調査の結果から、アフリカでの感染が推定される。患者の状態は安定している。
※報道機関各位におかれましては、患者及び患者家族等の個人情報については、
プライバシー保護の観点から本人等が特定されることのないよう、格段のご配慮をお願いします。

2.市民の皆様へ


・エムポックスは、エムポックスウイルスによる感染症で潜伏期間は7~14日(最大5~21日)とされており、潜伏期間の後、発熱、頭痛、リンパ節の腫れなどの症状が0~5日程度持続し、発熱1~3日後に発疹が出現します。多くの場合は2~4週間ほど症状が続いた後自然に回復しますが、稀に重症化することがあります。
・感染した人や動物の皮膚の病変、体液、血液との接触(性的接触を含む)や患者と近距離での対面で長時間飛沫にさらされること、感染している人が使用した寝具等との接触等により感染します。
・万一、感染が疑われる症状がある場合は、医療機関に「エムポックスの可能性がある」とご相談ください。医療機関を受診する際は、マスクの着用、発疹部位をガーゼなどでおおうなどの対策をしてください。

3.参考


神戸市ホームページ
厚生労働省厚生労働省ホームページ