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帯状疱疹予防接種料の一部補助

最終更新日:2024年4月15日

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帯状疱疹ワクチン相談ダイヤル

帯状疱疹予防接種料の一部補助の制度に関するお問い合わせについて、専用コールセンターを設置しています。
電話番号:078-322-5526
対応時間:8時45分~17時30分(土日祝を除く)

対象者

下記の両方に該当する方
  • 接種日時点で神戸市に住民登録がある
  • 満50歳以上の方
※兵庫県下の他の自治体で同様の補助制度を利用した方は対象外です。
※申込書に記載された居住の実態を確認することがあります。虚偽の申し込みを行った場合は、補助金の返還していただきます。

対象ワクチン

生ワクチン(ビゲン)、もしくは不活化ワクチン(シングリックス筋注用)
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※詳しくは、制度についてのちらしをご覧ください。

対象期間

2024年4月1日から2025年3月31日まで
※上記期間に行った接種のみが対象です。
※上記期間前に実施した接種について、償還払い等は実施しません。
※上記期間内でも、補助券を使用せずに実施した接種は、接種後に返金することはできません。

補助額

4,000円(上限)
※ワクチンの種類に関わらず、補助できるのは、1人1回限りです。
※医師の判断により予防接種を行わない場合があります。この際に発生した診察料は自己負担となりますので、あらかじめご了承ください。
※2回以上の補助の利用(兵庫県下の他の自治体での同様の補助含む)及び転居後の補助券の利用等、補助券を不正に利用した場合、補助額の返還を求めます。

手続きの方法

  1. 神戸市と契約している医療機関で予約をしてください。
  2. 申込書は医療機関にあります。申込書を記入し、予防接種を受けてください。
  3. 接種後は、自己負担額(医療機関が設定した金額から4,000円を差し引いた金額)をお支払いください。

持ち物

  • 氏名・住所がわかる本人確認書類(マイナンバーカード、健康保険証、運転免許証など)

対象の医療機関


予防接種が受けられる医療機関マップ…神戸市内の医療機関を地図上で検索できます。
※接種可能な日時やワクチンの種類は医療機関によって異なります。必ず、事前に医療機関に直接確認してください。

帯状疱疹と予防接種の効果・副反応

帯状疱疹とは

帯状疱疹は、神経の流れに沿って体の片側の一部にかゆみ、ピリピリした痛みといった症状が出た後に、赤い水ぶくれ(水疱)が現れる病気です。
この病気は、過去にかかった水ぼうそう(水痘)のウイルス(水痘・帯状疱疹ウイルス)が原因で起こります。水ぼうそうが治った後もウイルスが体内に潜伏し、加齢や疲労などで免疫が低下したときに活性化することで発症します。
成人のほとんどの方がこのウイルスに感染していると考えられており、発症のリスクがあります。患者は、50歳代から増え始め、80歳までに約3人に1人が帯状疱疹を発症するといわれています。
なかには、発疹が治った後も痛みが残ることがあります。3カ月以上続くものを帯状疱疹後神経痛(PHN)といいます。症状は人によってさまざまですが、日常生活に支障が出るほど強い痛みが出る場合や、数年にわたって症状が続くこともあります。50歳以上で帯状疱疹を発症した方の約20%がPHNになるという報告もあります。
ほかにもさまざまな合併症があり、目や耳に障害がでたり、まれに髄膜炎、脳炎など生命に関わるような合併症を生じることがあります。また、視力低下や顔面神経麻痺などの後遺症が残るリスクがあります。

予防接種の効果

ワクチンには発症を予防する効果があります。ワクチンの接種で発症を100%防ぐことはできませんが、かかった場合でも重症化を防ぐ効果が期待されています。ワクチンは2種類あります。接種回数や費用、注意点などが異なるため、医師にご相談ください。

予防接種後の副反応

接種後に接種部位の発赤・痛み・腫れ、発熱・寒気・頭痛・倦怠感などの副反応が出ることがありますが通常2~3日のうちに治ります。また、他の病気が偶然重なって現れることもあります。接種後に高熱やけいれん等の異常が出現した場合は、速やかに医師の診察を受けてください。

重大な副反応として、まれにアナフィラキシーショック(じんましん、呼吸困難等)、血小板減少などが現れることもあります。接種後、体調に変化があった場合は、すぐに接種医にご相談ください。医師の治療を受けた場合の費用は原則、自己負担です。

お問い合わせ先

健康局保健所保健課