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ロタウイルス・おたふくかぜ予防接種助成(終了)

最終更新日:2023年7月31日

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この制度は、2023年7月30日に終了しました。

本助成制度の対象者は2020年7月31日生まれのお子様までです。2020年8月1日生まれのお子様からは、ロタウイルスワクチンが定期接種(公費負担)となります。

神戸市では、2019年4月1日から2020年7月31日までに生まれたお子様が3歳になるまでの間に、「ロタウイルスワクチン・おたふくかぜワクチン」のいずれかの接種費用を助成しています。1回あたり2,000円、1人2回まで助成します。

ロタウイルス胃腸炎・おたふくかぜ(流行性耳下腺炎)

ロタウイルス胃腸炎 冬から春先にかけて流行し、およそ生後6ヶ月から2歳の乳幼児を中心に発症し、5歳までにはほとんどの子どもが感染するといわれています。
潜伏期間は1から3日で、急激な嘔吐と下痢(白色様水様便)、発熱などの症状が1週間前後続きます。嘔吐・下痢に伴う脱水やけいれん、腎不全、脳症などの合併症を起こすこともあり、注意が必要です。
おたふくかぜ
(流行性耳下腺炎)
ムンプスウイルスの飛沫・接触感染で起こります。耳下腺に腫れや痛みなどを起こす感染症です。潜伏期間は約2週間から3週間です。
合併症で最も多いのは無菌性髄膜炎で、頻度は1~10%とされます。難聴は約1,000人に1人くらいの頻度との報告あります。まれに脳炎、膵炎などを起こします。

対象者

2019年4月1日から2020年7月31日に生まれた人
※接種日時点で神戸市に住民登録のある人に限ります。

助成対象期間

生後6週~2歳(3歳の誕生日の前日まで)

助成額・助成回数

1回の接種につき、2,000円を合計2回まで助成
(注1)神戸市内予防接種契約医療機関で接種を受け、自己負担分(医療機関が設定した金額から助成額を引いた額を助成)を支払ってください。
(注2)接種時に助成券を持参しない場合は全額自己負担になります。
(注3)助成券を持っていても、接種日時点で神戸市に住民登録がなければ助成を受けることはできません。
(注4)市外の病院で実施した接種は、払い戻し(還付)の対象となりません。

助成券の交付方法

対象者には、出生もしくは転入の届出があった翌月の中旬頃に送付する予防接種番号通知に助成券を同封します。
助成券が届く前にワクチンの接種期限がくる場合は、各区役所・支所のこども保健係窓口で助成券を交付しますので、母子健康手帳を持参してください。

接種を受ける方法

神戸市内の予防接種契約医療機関で接種してください。
希望するワクチンの接種スケジュールを確認のうえ、あらかじめ電話等で、かかりつけ医等と接種日・接種時間等をよく相談してください。

予防接種を受けることができる医療機関

[子どもの予防接種契約医療機関一覧]または神戸市総合コールセンター(TEL:078-333-3330、FAX:078-333-3314)で確認できます。
接種前には、予防接種の注意を確認してください。

持参するもの

  • 母子健康手帳(接種歴の確認や接種したことの記録をしますので、必ずご持参ください。)
  • 助成券(事前に必要事項を記入して持参してください。)

ロタウイルスワクチン・おたふくかぜワクチン

ロタウイルスワクチン(生ワクチン)

ロタウイルスワクチンは2種類あり、対象年齢や接種回数が異なります。また、ワクチンは1回目に接種したワクチンと同じものを接種してください。なお、接種費用や取扱うワクチンは直接医療機関へ問い合わせてください。

ワクチン名 ロタリックス(1価ワクチン) ロタテック(5価ワクチン)
接種期間 生後6週0日~生後24週0日までに2回の接種を終了 生後6週0日~生後32週0日までに3回の接種を終了
初回は生後14週6日までに接種することが推奨されています
※15週を過ぎて接種すると腸重積症のリスクが高くなります
接種方法 経口接種(口から飲むワクチン)

おたふくかぜワクチン(生ワクチン)

接種期間 1歳到達後早めに1回
※日本小児科学会は1歳と小学校入学前の計2回の接種を推奨しています
接種方法 皮下接種

接種後の副反応

接種後に副反応が起こることがあるため、接種後はお子様の様子をよくみてください。

ロタウイルスワクチン

接種後、嘔吐、下痢などの胃腸炎の軽い症状が5%未満のお子さんでみられます。数万接種に1例程度、特に1回目の接種後7日以内の期間に腸重積症の発生が多くなるという報告があります。接種後に、きげんが悪い、嘔吐、おなかが膨れる、便に血が混じっている場合は、すぐに医療機関を受診し、ロタウイルスワクチンを接種したことを伝えてください。

おたふくかぜワクチン

接種後、10~14日後に微熱が出たり、耳の下、頬の後ろ、あごの下などが腫れる場合がありますが、自然に治ります。また、接種後3週間前後に、接種を起因とする無菌性髄膜炎が、4万接種に1例程度発生するとされていますが、おたふくかぜにかかった場合に比較してその頻度は低く程度も軽いです。

「神戸市ロタウイルス・おたふくかぜ予防接種助成券」と「おたふくかぜ予防接種費用助成」との併用

「神戸市ロタウイルス・おたふくかぜ予防接種助成券」と「おたふくかぜ予防接種費用助成」は、併用ができます。ただし、「神戸市ロタウイルス・おたふくかぜ予防接種助成券」を使用できるのは、1回の接種につき1枚限りで、上限4,000円まで助成可能です。

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お問い合わせ先

健康局保健所保健課