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幼稚園児・小学生児童が都賀川で鮎の稚魚を放流します!!

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記者資料提供(2023年5月18日)
灘区総務部地域協働課
 
 都賀川は、この川にかつての清流を取り戻そうとする地域住民の努力によって、近年では美しい川としてよみがえり、1982年から整備が行われた魚道を鮎がのぼって来るようになりました。秋ごろには、下流で鮎の産卵も確認されています。
 鮎の稚魚の放流は、都賀川に戻ってきた鮎を守り育て、鮎の泳ぐ美しい川として次代へ残していくため、1989年に初めて実施されました。あわせて、参加する子どもたちに川で遊ぶ時の注意も呼びかけていきます。

1.イベント詳細

日時

2023年5月23日(火曜)午前10時から正午 ※雨天や都賀川増水時は中止

場所

都賀川 灘区民ホール南側(灘区大内通1丁目1番付近)

内容

市内幼稚園園児・小学校児童(合計約545名)と、都賀川を守ろう会会員(約30名)による鮎の稚魚(約1,200匹)の放流。

主催

都賀川を守ろう会

2.都賀川を守ろう会の概要

 都賀川は、長年灘区のシンボル的な河川として区民に親しまれてきましたが、昭和30年代の後半から、家庭などから排出される汚水のために汚染が進み、一時は魚も住めない川になっていました。

 その後、下水道の整備にともない水質は良くなっていきましたが、ゴミの不法投棄や生活雑排水の垂れ流しが絶えませんでした。この現状に心を痛めた地域住民の有志の働きかけや、「都賀川を皆の手で美しくしよう」といった区民会議の発言がきっかけになり、河川愛護団体を作ろうという気運が生まれ、1976年9月に、都賀川流域の自治会・婦人会・子ども会などが中心となって『都賀川を守ろう会』が発足しました。

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