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記者資料提供(2025年12月22日)
東灘区総務部地域協働課 行天・三好
東灘区の地場産業である「灘の酒」。その魅力をより多くの方に知ってもらうため、「灘の酒」ステッカーデザインコンテストを開催しました。審査の結果、下記のとおり入賞作品が決定しましたので、お知らせします。

「灘の酒」の魅力を海外の方や若年層の方々等にも幅広く伝えられる様、灘五郷内で採水した良質な水と米、六甲山の風土、冬の季節風がもたらす寒造りに適した気候等、自然の恵みが造る灘の酒の特徴と、酒蔵、酒樽、桝酒、日本酒、徳利 、おちょこ等をカラフルでポップにデザインし、購入時や、飲み終えた後に「灘の酒=ワクワク楽しいひととき」と連想してもらえるステッカーになる様、制作しました。

灘の酒づくりに欠かせない山田錦・宮水、そして自然を育む六甲山をイラストモチーフで表現し、灘の酒が豊かな自然の中で造られていることをアピールしました。また、県外の方や子ども、海外の方でも一目で読めるようにふりがなとローマ字を入れて可読性を高くしました。背景色を変えることによって色のバリエーションを簡単に増やすことができ、カラフルで集めることが楽しいステッカーを意識しました。

NADA GO GO!のタイトルをテーマに制作しました。元気に、明るく、カジュアルに飲み歩ける雰囲気をアメリカの広告のイメージを重ね合わせて表現しています。

お酒にまつわる様々なアイテムをカラフルにデザインしました。どんなアイテムを描くかは、沢の鶴資料館さんや白鶴酒造資料館さんを見学させていただいた時の写真を参考にしています。また色味については玩具箱をイメージしました。これは銘柄が異なればもちろんのこと、同じ銘柄であっても温度を少し変えるだけで驚く程その味を変化させ、楽しさや面白さを与えてくれる日本酒が玩具箱を連想させたためです。見るだけでわくわくするような色使いにしています。

灘のお酒は江戸の方々に人気だったという事で、江戸まで運ぶために酒樽が壊れたりしないように酒樽を包んだ「菰樽」をデザインのモチーフに取り入れました。元の菰樽のような和風のデザインよりは今っぽく、しかし、懐かしさも感じる和モダンテイストで仕上げています。ベース色の紺色や風合いのある書体は酒蔵で働く方々をイメージし、前掛けをモチーフにした色や書体を選択しました。

最近は若い女性にも日本酒好きが増えています。そんな女性が集めたくなる、カラフルでかわいいステッカーをデザインしました。動物さん達のお宝は灘の酒です。

今回のデザインを作成するにあたり灘の酒を調べたところ、全体的なデザインとして酒造が本格的に形になった江戸時代をイメージするような力強い日本の墨字をラベルで使用しているデザインが多い印象を受けました。しかし、歴史を読んだところその後の大正~昭和時代の変革期が灘の酒においてとても重要な時期だと感じたため、今回のステッカーは大正、昭和のレトロなデザインをイメージして作成しました。また、全体的カラーも少し渋めに統一し灘の酒を嗜む年代の方々が使用しやすいデザインを意識して作成しています。オブジェクトに稲穂など使用し、お酒のラベルにも見えるようにしよりお酒のステッカーの雰囲気を出しています。このステッカーを通して灘の酒の販促の力になれたらいいなと言う思いを込めて作成しました。

とっくりと蔵、米をイメージしてデザインしました。全体的に落ち着いたオシャレさを意識しつつ、「NO」の部分はお猪口の二重丸模様と日の丸をイメージしました。

ファッションの一部のようにも活用できるおしゃれ感を出したデザイン案です。日本酒の熱燗でも、冷でもいける正反対の特性を、オレンジの暖色と、青色の寒色で表現しました。
(※)9つのステッカーは同じ数をご用意しておりますが、審査員特別賞のステッカーは8社のショップに分配して、お渡しします。
櫻正宗株式会社、株式会社小山本家酒造灘浜福鶴蔵、白鶴酒造株式会社、菊正宗酒造株式会社、株式会社神戸酒心館、泉酒造株式会社、髙嶋酒類食品株式会社、沢の鶴株式会社(順不同)
下記の内容で開催しました。
募集期間:2025年9月8日~10月31日
募集テーマ:「灘の酒を巡る、灘の酒をコレクションする」灘の酒蔵巡りをして、コレクションしたくなるようなデザインを募集します。
応募資格:プロ・アマ、年齢を問わず誰でも応募可能
応募方法:➀東灘区HPで募集要領を確認②作品のデータを応募フォームまたはメールで送信。もしくは手書き作品を郵送か区役所へ持参