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記者資料提供(2025年6月11日)
食品衛生課
2025年6月10日(火曜)、市内医療機関から保健所東部衛生監視事務所に「ふぐによる食中毒を疑う患者2名を診察した。患者は現在入院中である。」との届出がありました。
調査の結果、患者は知人が釣ったふぐを譲り受け、自ら調理し、6月10日(火曜)午前7時に、自宅にて夫婦2名で喫食したところ、6月10日(火曜)午前8時に2名とも、口唇部のしびれ、四肢の知覚麻痺を呈したことから、同日午前9時に2名とも救急車にて医療機関に搬送され入院していることが判明しました。
患者がふぐ(有毒部位である肝臓を含む)を喫食していること、患者がふぐ毒特有の症状を呈していること、患者を診察した医師から食中毒の届出があったこと及び患者の胃内容物1検体からふぐ毒であるテトロドトキシンが検出されたことから、神戸市保健所長はふぐを原因とする食中毒と断定しました。
なお、1名は6月11日(水曜)に退院し、もう1名は引き続き入院中です。
テトロドトキシン
6月10日(火曜)午前7時
6月10日(火曜)午前8時
口唇部のしびれ、四肢の知覚麻痺、意識消失、呼吸困難
2名(男1 名:70 代、女1 名:70 代)
住所:灘区2名
6月10日(火曜):ふぐの肝臓の煮つけ