ホーム > 市政情報 > 記者発表資料 > 記者発表2023年8月 > 「こうべ果樹の就農学校」研修生を募集します!
ここから本文です。
記者資料提供(2023年8月30日)
一般財団法人神戸農政公社 神戸市経済観光局農政計画課
神戸市の西区、北区には広大な農村地域が広がり、生産地と消費地が近いという利点を活かして野菜や果樹の生産が盛んに行われています。特に果樹は西日本最大級の果樹団地を有しており、県下有数の果樹生産地です。一般財団法人神戸農政公社「以下:公社という」では、長年、ワイン用ぶどうや梨、桃などの果樹の栽培管理に従事しており、これまで培ってきた果樹栽培に関する知識を活かし、「こうべ果樹の就農学校」として、果樹の新規就農者育成を行っています。
この度、長時間研修で本格就農を目指す「こうべ果樹の就農学校」研修生(後期)の募集と、半農半Xとして、働きながら短時間の研修で果樹生産を目指す「こうべ果樹の就農学校(神戸ネクストファーマーコース)」研修生の募集を行います。
募集期間:2023年9月1日金曜から9月22日金曜17時必着
面談日9月29日金曜
募集人数:こうべ果樹の就農学校:5名程度
こうべ果樹の就農学校(神戸ネクストファーマーコース):10名程度
応募方法:公社ホームページより応募申請用紙をダウンロードし、郵送・メールで提出。
受付後、面談時間等について連絡します。
連絡先:〒651-2204神戸市西区押部谷町高和1557-1
一般財団法人神戸農政公社里山農村地域振興本部
メール:satoyama@kobewine.co.jp
場所:道の駅「神戸フルーツ・フラワーパーク大沢」内果樹園、神戸ワイナリー(農業公園)
内容:果樹(ぶどう、梨、桃、りんご、加工用ぶどう)の年間を通した栽培技術(芽かきや枝の誘引作業から冬場の剪定管理作業、土壌消毒など)、野菜等の栽培指導、出荷作業及び観光農園としての経営手法など
期間:2023年11月から2024年10月まで(原則週5日間、1日当たり7時間程度)
1,200時間以上
費用:10万円(保険料等含む)※研修中に係る消耗品費等は自己負担
その他:公社は農業経営者育成機関の認定を受けており、受講者は就農準備資金を受給しながらの研修が可能です(受給には条件があります)。
期間:2023年11月から2024年10月まで(原則土曜日、1回3時間)
120時間
費用:7万円(保険料等含む)※研修中に係る消耗品費等は自己負担
果樹の新規就農を目指すコースです。受講生は、果樹の栽培・剪定など年間を通した栽培管理技術や、観光農園を運営するための経営手法を学ぶことができ、また就農に向けたフォローアップを受けることができます。
働きながら果樹生産について学べるコースです。神戸市で農業に参入するには、研修機関等で1年間1,200時間以上の農業研修が必要となっていますが、神戸市では農業の多様な担い手の育成のため、神戸ネクストファーマー制度を創設し、市が認定した研修機関が実施する100時間程度の研修等を修了すれば、100平方メートル~1,000平方メートル未満の小規模な農地を借りることができます。
主に研修プログラムは土日開催のため、平日別の仕事を続けながらでも受けることができ、適切な農地管理を行えば、営農開始から3年目以降は、100平方メートル~1,000平方メートル未満の小規模営農の継続に加えて「1,000平方メートル以上」の本格農業参入も可能になります。
全くの農業未経験で右も左も分からず飛び込みましたが、果樹栽培のノウハウや農機具の使い方などはもちろん、重機の操作や暗渠排水の埋設工事など貴重な体験もでき、とても有意義な1年間でした。6月に卒業しましたが、卒業後もサポートして頂きとても助かっています。来春苗木が植えられるように研修で学んだ知識と経験を活かして頑張っています。
2022年より始まった就農コース果樹の学校に入校したかった私は、現役のフルタイムのため、なくなく断念。
神戸市のHPを毎日確認しながら、果樹のネクストファーマーを見つけた時は、コレだと思いました。まず、スタッフがいい!詳しく教えてくれる。いろいろな工夫も見れる。私なんかは、手とり足とりで教えてもらった。メンバーも熱心、やる気もある、若手はすぐ就農に進んでいく!これには刺激受けました。
神戸市内で、果樹栽培が盛んなことも学べた。アフターフォローもある。
これからの生き方が、夢でなく、現実に向かって進んでいくそんな1年。ありがとうございました。
こうべ果樹の就農学校では2期前期生4名が新たに加わり研修に取り組んでいます。
研修修了後は、就農に向けたフォローアップを行っていきます。