ホーム > 市政情報 > 記者発表資料 > 記者発表2023年11月 > KIITO:まちと人を健康に「ケアするまちをデザインする」第3回 地域課題解決+クリエイティブトーク開催

KIITO:まちと人を健康に「ケアするまちをデザインする」第3回 地域課題解決+クリエイティブトーク開催

ここから本文です。

記者資料提供(2023年11月17日)
産学連携推進課
神戸市の都市戦略「デザイン都市・神戸」の拠点施設である「デザイン・クリエイティブセンター神戸(KIITO)」では、社会貢献活動の活性化や創造性を育むさまざまな活動に取り組んでいます。この取り組みの⼀環として、次のとおりトークイベントを開催いたします。

バナー

デザイン・クリエイティブセンター神戸(KIITO)では、社会貢献活動、地域活動を支援する「KIITO:300 ファーム」の取り組みとして、第3回「地域課題解決+クリエイティブトーク」を開催します。


高齢化や人口減少による過疎化、社会的孤独などがどの地域においても考えるべき課題になっている現在、私たちはどのように“まち”や“人”と関わることができるのでしょうか。第3回目となる「地域課題解決+クリエイティブトーク」では、「ケアするまちをデザインする」をミッションに、医療の視点から地域との関わりしろをつくり、まち全体を健康にしていく取り組みを行う、一般社団法人ケアと暮らしの編集社の代表であり、医師でもある守本陽一さんをゲストにお迎えします。
病院ではなく、場をひらき、過疎地域での医療や地域共生社会の実現に向けてまちに暮らす人々とともに課題に向き合い、医療という分野を越えてアートやデザインなどとも関わりを持つ、「まち」と「ケア」の架け橋となる活動についてお話しをうかがいます。高齢社会の視点からKIITOで展開するシニアプロジェクトにも触れながらディスカッションを行い、まちに暮らしながら健康になっていく社会を作っていくことについて考えます。

第3回 地域課題解決+クリエイティブトーク「ケアするまちをデザインする」

日時 2023年12月15日(金曜)19時~20時30分
会場

デザイン・クリエイティブセンター神戸


3F KIITO:300

ゲスト 守本陽一
一般社団法人ケアと暮らしの編集社 代表理事
モデレーター

永田宏和(デザイン・クリエイティブセンター神戸 センター長)

定員 40名程度(事前申込制、先着順)
参加費 無料
申込

2023年11月17日(金曜)14時から


Webサイト(https://kiito.jp/schedule/lecture/articles/65507/)にて申込み受付

一般社団法人ケアと暮らしの編集社について

まちに暮らすことで気づいたら「Well-being」になっている社会を目指し、市民と医療福祉専門職が当事者性を持ち、関係性を超えて協働して、ケアするまちをデザインすることで、誰もがつながりや表現ができる地域社会を作ることを目指す。図書館型地域共生拠点「本と暮らしのあるところ だいかい文庫」や社会包摂型市民大学「みんなのだいかい大学」の運営、オンラインコミュニティ「ケアまち実験室」の運営支援などを行っている。
3

1

2

ゲストプロフィール

ゲスト

守本陽一(一般社団法人ケアと暮らしの編集社 代表理事)


1993年神奈川県生まれ、兵庫県出身。医師。修士(芸術)。自治医科大学在学時から医療者が屋台を引いて街中を練り歩くYATAI CAFEや地域診断といったケアとまちづくりに関する活動を兵庫県但馬地域で行う。2020年11月に、一般社団法人ケアと暮らしの編集社を設立。社会的処方の拠点として、商店街の空き店舗を改修し、シェア型図書館、本と暮らしのあるところだいかい文庫をオープンし、運営している。また、医療・介護・福祉・デザイン・アートとまちづくりを掛け合わせた「ケアとまちづくり未来会議」の開催など、まちづくりとケアの橋渡し活動を行う。現在は、保健所で重層的支援体制整備事業、在宅医療介護連携、総合事業、認知症政策、社会的処方モデル事業等の市町村支援に従事。まちづくり功労者国土交通大臣表彰。グッドデザイン賞審査員賞受賞。共著に「ケアとまちづくり、ときどきアート(中外医学社)」「社会的処方(学芸出版社)」など。

モデレータープロフィール

モデレーター

永田宏和(デザイン・クリエイティブセンター神戸 センター長)


1968年兵庫県西宮市生まれ。1993年大阪大学大学院修了。株式会社竹中工務店勤務を経て独立。現在、「+クリエイティブ」をコンセプトに、防災や教育、まちづくりなど様々な分野の社会課題解決に取り組む。主な企画・プロデュースの仕事に、都市キャンペーン型アートイベント「水都大阪2009・水辺文化座」、楽しく学ぶ防災教育プログラム「イザ!カエルキャラバン!」(2005年~)、子どもがつくる子どものための夢のまち「ちびっこうべ」(2012年~)、神戸市のシビックプライドプロジェクト「BE KOBE」(2017年~)などがある。『第6回21世紀のまちづくり賞・社会活動賞』、『JICA理事長賞』受賞。TBS『情熱大陸』、日本テレビ『世界一受けたい授業』などテレビ番組にも多数出演。

KIITO:300ファームとは

ファーム

「KIITO:300 ファーム」は、大学、企業、NPOなどを対象としたプラットフォームです。
社会貢献活動の支援や相談を行う窓口業務、一般の方にも参加いただけるトークイベントやレクチャーなどを実施します。活動を通して、社会との関わりと人々のつながりを広げます。