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市内企業と英国企業の共同プロジェクトが国際共同研究開発に採択

ページID:86291

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記者資料提供(2026年9月2日)
経済観光局ものづくり産業課・経済観光局企業立地課
市内企業の株式会社山本電機製作所と英国企業(LUX Industries社)による共同プロジェクトが、「Eureka Globalstars call with Japan」を活用した「ディープテック・スタートアップ支援基金/国際共同研究開発」に採択されました。国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の支援を受け、本プロジェクトを推進します。
神戸市は、同社が取り組む液体水素レベルセンサの開発・実証・高度化について、「水素関連製品の研究・開発・実証補助制度」により支援してきました。

概要

共同プロジェクトの内容

株式会社山本電機製作所
液体水素タンクに設置するレベルセンサの開発

LUX Industries社
「水素製造・液化・貯蔵・供給」を一体化したコンテナ型システムの開発

背景・課題

LUX Industriesは、航空機、船舶、トラックなどのモビリティ分野、データセンター、半導体製造工程などの市場向けに、需要地でグリーン水素を製造・貯蔵・供給する「コンテナ型水素供給システム」を開発しています。一方で、液体水素はマイナス253℃以下の極低温で貯蔵されるため、タンク内の液面や温度を高精度に計測することが難しいという課題があります。

株式会社山本電機製作所が開発を進めるセンシング技術を活用することで、液体水素タンク内の状態をリアルタイムかつ高精度に把握できるようになり、水素の安全かつ効率的な貯蔵・供給の実現が期待されます。

両社代表のコメント

(山本電機製作所代表取締役社長 山本博和氏)
本プロジェクト参画により水素技術開発が活発に進められている欧州での実績を得ることで、欧州市場への展開につなげていきたいと考えています。また、LUXのコンテナ型システムに搭載し海外の商用環境下での実証データを得ることで、事業化後のグローバル展開を目指しています。

(LUX Industries CEO  Mr. Samuel DALLIMORE)
この協業はLUXの国際戦略における重要なマイルストーンであり、日本の水素関連産業との関係を強化するものです。山本電機製作所は精密センシング技術において優れた専門性を有しており、当社の技術と組み合わせることで液体水素インフラの革新を加速できることを大変楽しみにしています。水素経済拡大に伴う技術課題の克服には国際協力が不可欠です。今後数年間にわたり、山本電機製作所のチームと緊密に連携できる事を期待しています。

参考

【会社概要】

(山本電機製作所について)
1948年創業。本社は神戸市長田区。微差圧計およびガスタービン周辺機器の開発・製造・販売を行う。水素分野の開発に注力し、来たるべき水素社会に向けて液体水素レベルセンサをはじめとする水素関連製品の開発を進めている。欧州市場参入に向けてドイツの水素展「Hydrogen Technology World EXPO」への連続出展を予定しています。

(LUX Industriesについて)
2022年設立。本社は英国オックスフォード。液体及び気体水素の製造、貯蔵、供給を変革するディープテック企業で、輸送、製造、エネルギー分野向けにモジュール型の現地での水素供給システムの提供を目指している。

【「Eureka Globalstars(国際共同研究開発多国間公募)」について
欧州を中心とした国際技術開発ネットワークEureka Networkの枠組みを活用し、非加盟国を含む多国間の共同研究開発プロジェクトを支援する制度。