ホーム > 市政情報 > 記者発表資料 > 記者発表2023年4月 > 神戸医療産業都市推進機構発の初めてのスタートアップ企業 株式会社サイト-ファクトへの事業譲渡

神戸医療産業都市推進機構発の初めてのスタートアップ企業 株式会社サイト-ファクトへの事業譲渡

ここから本文です。

fbrikbic

記者資料提供(2023年4月3日)
企画調整局医療産業都市部調査課

1.概要

公益財団法人神戸医療産業都市推進機構(理事長:本庶 佑) では、神戸医療産業都市における遺伝子・細胞製剤製造事業の本格的な商用展開等を図るため、当機構発の初めてのスタートアップ企業となる「株式会社サイト-ファクト(代表取締役社長CEO:川真田 伸)」(以下、CF社)へ、同事業を譲渡いたしました。
今後、同事業に特化したCF社において、さらなる事業拡大と、より機動的な事業展開が期待でき、神戸医療産業都市における革新的医療の創出と医療関連産業の集積の進展に寄与するものと考えております。
CF社は、当機構において細胞療法の実用化に取り組んできた細胞療法研究開発センターを母体とする企業で、「遺伝子・細胞治療を必要とされる患者様に、最新の遺伝子・細胞製剤をタイムリーに確実に提供することで、健康社会の実現に貢献いたします。」をコンセプトに、神戸医療産業都市で蓄積してきた研究開発結果の社会実装と製造業務の社会的責任を果たしてまいります。

2.株式会社サイト-ファクトについて

  1. 会社名:株式会社サイト-ファクト(英語表記:Cyto-Facto Inc)
  2. 所在地:神戸市中央区港島南町1丁目5番地の4 神戸臨床研究情報センター3F(〒650-0047)
  3. 設立:2022年10月18日
  4. 譲渡契約日:2023年3月31日
  5. 従業員数:68名(2023年4月1日時点)
  6. webページ:https://www.cytofacto.com/(外部リンク)

【参考】

<公益財団法人神戸医療産業都市推進機構 以下「FBRI」について>
FBRIは、2000年(平成12年)3月の発足以降、神戸医療産業都市の中核的支援機関として、産学官医の連携・融合を促進する総合調整機能を担うとともに、先端医療の実現に資する研究開発及び臨床応用の支援、次世代の医療システムの構築を通じて、革新的医療技術の創出と医療関連産業の集積形成に寄与することを基本的なミッションとしています。FBRIに関する詳細はホームページをご覧ください。
https://www.fbri-kobe.org(外部リンク)
※ FBRIのロゴは、公益財団法人神戸医療産業都市推進機構の登録商標です。

<細胞療法研究開発センター 以下「RDC」について>
RDCは、2014年(平成26年)の発足以降、FBRIの一部門として、遺伝子・細胞治療に使用される細胞製剤の品質規格の研究と、国内外の医薬品メーカーから細胞製剤の製造受託事業を進め、遺伝子・細胞製剤の製造受託業務の必要な知見と経験を蓄積するとともに、遺伝子・細胞製剤の製造に関連する種々のプロセスの電子化・自動化にも取り組んできました。

お問い合わせ

●公益財団法人神戸医療産業都市推進機構
経営企画部総務人事課(調整担当)
TEL:078-306-3650、1700
E-mail:kikaku-kaihatsu(at-mark)fbri.org ※(at-mark)は@に置き換えてください。

●神戸市企画調整局医療産業都市部調査課
TEL:078-322-6319