ホーム > 市政情報 > 記者発表資料 > 記者発表2025年12月 > 地域の移動を支える新たな取り組み 地域開放型送迎バス「やまバス」の運行
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記者資料提供(2025年12月23日)
都市局交通政策課、北区総務部地域協働課
地域公共交通の運転手不足が課題である中、地域の生活の足を守るため、路線バスや地域コミュニティ交通といった公共交通に加え、地域住民の方々が主体となり、公共交通を補完する役割として地域資源を活用する取り組みを進めています。
北区山の街地域では、生活交通に課題を抱えた住民組織が、医療法人社団健心会・こやまクリニックのご協力のもと、通院者用の送迎バスに地域住民の方を混乗させていただく実証運行を2025年6月2日(月)より行ってきましたが、このたび、実証運行の成果をもとに、2026年1月5日(月)以降も継続運行することとなりましたのでお知らせします。
なお、混乗するにあたり、周辺の公共交通機関や通院利用者へ支障をきたさないよう、対象地域や使用可能なバス停を決めた上で、既存のルート上を運行しております。
山の街まちづくり協議会、医療法人社団健心会・こやまクリニック
運行曜日 :月・火・水・金・土(木・日・祝日運休)
対象地域 :別途ルート図のとおり
運行時間 :8:30~12:00
運行ダイヤ:青ルート:松ヶ枝・日の峰・市営住宅行き(4便)
赤ルート:大原・桂木経由市営住宅行き(4便)
運行車両 :「3号車」マイクロバス(乗車定員20名)
運 賃 :無料
利用可能バス停:別途ルート図のとおり

山の街地域の方はバス停や鉄道駅から離れており、また坂道も多いエリアのため、日常生活の中での移動に不便を感じている方も多くいらっしゃいました。
地域貢献の一環として元々通院者のための送迎バスを走らせておりますが、更なる地域貢献として、地域の不便を抱えた方々もご乗車いただけることで、利用者から「やまバスのおかげで外出するのが楽になった」といったうれしいお言葉もいただいております。
今後も、地域と連携しながら、取り組みを継続していきます。

「北都病院」は1984年、急性期のみの病院としてスタートしました。社会が変化する過程で地域の皆さまが必要とされるものを常に察知し、そのニーズに応えられるよう、組織づくりに取り組んできました。2015年12月には「神戸ほくと病院」へ名称を変更し、現在は急性期一般病床80床、地域包括ケア病床41床で運営しております。
また、地域の方々へ最善の医療を提供することを目標に、グループ施設として総合外来診療所のこやまクリニックを開設しました。
今後もグループ全体で、地域の皆さまに安心で心のこもった医療と介護を提供してまいります。
こやまクリニックホームページ 神戸ほくと病院ホームページ
