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ひきこもり当事者の方へ

最終更新日:2025年5月16日

ページID:79353

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聞きにいこう自分のこれカラ

神戸ひきこもり支援室では、お話を聞きながら、ご自身の目指す「これから」の生き方や社会との関わり方を一緒に考え探していきます。
電話、Eメール、FAX、来所、オンライン、訪問によりお話をお伺いします(匿名可)。相談は無料です。​​​​​​
 

 

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Eメール・FAXは24時間受け付けています。
いつでもお好きな時間にお送りください。

電話:#8900(ハヤクオーエン)または078-361-3521
Eメール:hikikomori_shien@city.kobe.lg.jp
FAX:078-361-2573
※電話は平日9時から17時(祝日・年末年始除く)まで受け付けています。
※Eメール・FAXのお返事は平日9時から17時(祝日・年末年始除く)の間に相談員からお送りします。

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ひきこもり経験者が思っていたこと

ひきこもり状態の時

これカラのイラスト2落ち込むこれカラ

  • 10年ひきこもって、社会との接点が全くないことにまずさを感じていました。10年を埋めるためには、相当のことを何かしないと埋め合わせが出来ないと、プレッシャーも感じていました。
  • 社会の中に居場所がないと思い込んでいました。
  • 人前で喋ったり、誰かと会うということが絶対無理だと思っていました。
  • 昼まで寝て、家事の手伝いや散歩をして、夜中までインターネットや動画を見てという生活でした。親に対して申し訳ない気持ちでいっぱいでした。働いて欲しいのだろうなというのは感じていましたが、自分は働ける気が全然しなかったのです。

相談のきっかけ

これカラのイラスト3電話をかけるこれカラ

  • 親から支援室という相談場所があることを聞きました。雑談の中で、意を決するように紹介してくれた親の言葉を聞いて、いつも助けてくれている人をこんなに悲しませていたのかとショックを受け、そのことが相談のきっかけになりました。
  • 親から支援室に行くことを誘われたが、何を言われるのか不安があり、複数回断りました。相談に行く度にいつも声を掛けてくれる親に申し訳ない気持ちがあり、1度自分が行けば声掛けをやめるかなと思い行きました。
  • 両親が支援室に相談しており、一緒に行こうと誘われました。このままではいけないという想いはあり、自分はひきこもりという社会のカテゴリ分けをされており、行かないといけない、これは義務だと自分に言い聞かせて行きました。
  • 溜め込んでいたものを聞いてもらい「こんなに話聞いてもらえるんだ」「こういうこと言ってもいいんだ」と安心感がありました。相談員に優しく穏やかに共感してもらえて、最初は緊張しましたが、すぐに緊張感はなくなり相談出来ました。
  • 相談に行って「これをしなければいけない」「働きなさい」と言われるのではと不安でしたが、初めて会った相談員に「ありがとう。よく来てくれました。」と言ってもらえて、責められる場所じゃないんだと思えて、続けて相談に行けました。

ひきこもり当事者の会(居場所)に参加してみて

これカラのイラスト4仲間と一緒に作業をするこれカラ

  • 初めて参加した時、参加者はいい意味で普通の方々で、自分は特別な存在ではないのかなという風に思えました。
  • 参加をするようになり、しんどかったり辛いと思っているのは自分だけじゃないんだと思えました。話を聞くだけではなく、実際に他の当事者と会うことで、同じような方がいるのだと実感出来てよかったです。
  • 他の支援機関で講座を受けたりしていましたが、そこで会う人たちとはひきこもり状態であることを隠して接していました。当事者と話す時は、お互いにひきこもり状態であるため、その点を意識せず話すことが出来て嬉しかったです。
  • 当事者会に参加することで、全く知らない人と会うことに抵抗を感じなくなりました。同じような経験をしたという共通点があるというのもありますが、人と話すことに無理に身構えなくなりました。以前の自分であれば考えられなかったです。
  • ひとりだとやろうと思えなかったことが、当事者会の参加者に背中を押されて、やってみようと思えました。その時に自分は変わっていけていると感じました。

当時の自分に声をかけるとしたら

  • 当時の自分には長々と話しても何も聞かないと思うので、一言だけ「難しく考えなくていいよ」と声を掛けると思います。
  • 当時苦しんでいたのは、自分が持っていた『こうあるべきだ』という考えだったと思います。そこから自分が外れている状態や、そのことを認められなくて苦しんでいました。「自分はそれでもいいんじゃないの」と接してくれる人がいたらよかったと思います。
  • 当時の自分は、誰の意見も聞きたくない状態でした。一方でひとりでいながら自分のことを責め、自分自身ですら敵となり、ひとりで傷ついていました。「もっと味方はいるし、優しい人もいる。敵ばっかりじゃないよ」と伝えたいです。


神戸ひきこもり支援室の詳細・連絡先(ここをクリック)
 

ひきこもりからの回復

ひきこもりは、誰にでも起こる可能性があります。
ひきこもる要因は個々にそれぞれ違い、状態も様々です。
回復の一例を4コマ漫画でご紹介します。

 4コマ漫画「聞きにいこう自分の『これカラ』」

(1)身近な、ひきこもり

4コマ漫画1身近な、ひきこもり

(2)はじめてみよう、家族にできること

4コマ漫画2はじめてみよう、家族にできること

(3)聞きにいこう、自分のこれカラ

4コマ漫画3聞きにいこう、自分のこれから

神戸ひきこもり支援室の詳細・連絡先(ここをクリック)

 『これカラ』のプロフィール

これカラのイラスト1立っているこれカラ
お母さんは『これカラ』を、自分の身を守れるように、殻を破って出てくる力をつけられるように、頑丈な卵のまま生みました。『これカラ』は頑丈なカラ(殻)で自分自身を守りながら、目標に向かって、少しずつ自分にあった方法やペースで殻を破っていきます。
周りの人は『これカラ』の成長を楽しみに、応援し見守ります。

 

参考情報

ひきこもり支援ポータルサイト「ひきこもりVOICE STATION」(厚生労働省)

ひきこもりに関する当事者・家族の声や、さまざまなメッセージが掲載されています。ぜひご覧ください。
「ひきこもりVOICE STATION」(ここをクリック)

兵庫ひきこもり情報ポータルサイト(兵庫県)

兵庫県内のひきこもり当事者のオンライン居場所やイベント情報などが掲載されています。
兵庫ひきこもりポータルサイト(ここをクリック)

就労支援に関する情報

こうべ若者サポートステーション
15~49歳までの方を対象に、一人ひとりの方の状況に合わせて、キャリアカウンセリングやセミナーなど、就労に向けての様々なサポートをしています。

若者しごと倶楽部
学生を含む概ね39歳までの若年層の方や、フリーターの方に、求人情報の提供や相談、キャリアカウンセリングや就活に役立つセミナーを行っています。

 

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お問い合わせ先

福祉局相談支援課