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イオンモール神戸北&神戸南に廃食用油回収ボックスを設置~「こうべ油回収チャレンジ」の回収拠点が拡大~

ページID:81730

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記者資料提供(2025年10月10日)
環境局脱炭素推進課
 神戸市では、家庭から排出される廃食用油を貴重な資源として活用し、脱炭素・資源循環の取組を推進するため、2024年10月から家庭系廃食用油の回収実証事業「こうべ油回収チャレンジ」(以下、「本事業」)を実施しています。
 この度、市民の皆様の利便性向上と回収量の更なる拡大を目的とし、イオンモール神戸北&神戸南に廃食用油回収ボックスを設置することで、本事業の回収拠点が更に拡充されることとなりました。
 ぜひ、お気軽に最寄りの回収拠点にお立ち寄りいただき、本事業へのご協力をお願いします。

1.追加設置した回収拠点2か所について

追加設置した回収拠点は下表のとおりです。回収日・時間をご確認のうえご利用ください。
 

施設名 所在地 回収場所 回収日 回収時間
イオンモール神戸北 北区上津台8-1-1 1Fイオン神戸北店A1入口 毎日 8~22時
イオンモール神戸南 兵庫区中之島2-1-1 1階立体駐車場連絡入口横(No.5) 毎日 9~22時

※詳細な回収場所は、本市HPをご確認ください。
 https://www.city.kobe.lg.jp/a73498/energy/20240923.html
※既に設置済みの回収拠点12か所についても、引き続きご利用いただけます。

2.こうべ油回収チャレンジとは

 神戸市では、2024年10月1日から2026年3月31日までを実証期間と位置づけ、市内14か所に専用ボックスを設置し、家庭から排出される廃食用油の回収実証を実施しています。回収した油は、持続可能な航空燃料(SAF:Sustainable Aviation Fuel)やバイオディーゼルなどのサステナブルな燃料へとリサイクルされており、事業開始から2025年9月までの間で、計2,610リットルの廃食用油を回収しています。
 本事業は、市民一人一人が気軽に脱炭素・資源循環型社会の実現に貢献できる活動でもあり、本市においては、この一連の取組を「こうべ油回収チャレンジ~Kobe FRY to FLY Project~」として、今後も普及啓発に取り組んでいきます。

【参考】廃食用油回収促進に向けた連携協定

 本市は、2050年カーボンニュートラルの実現に向けて、2024年6月、日揮ホールディングス株式会社、株式会社レボインターナショナル、NPO法人Blue Earth Project、関西エアポート神戸株式会社と、持続可能な航空燃料であるSAFの原料となる廃食用油回収の取組を拡大することを目的に連携協定を締結しました。

 ※https://www.city.kobe.lg.jp/a73498/energy/20240628.html
image

             廃食用油回収の取組イメージ

【参考】持続可能な航空燃料(SAF)の国産化について

 SAFは、廃食用油や植物・動物油脂、木質バイオマスなどから製造される航空燃料であり、従来の原油から製造される燃料に比べ、温室効果ガスの排出量を最大約80%削減することができます。
 世界的には欧米を中心にSAFの製造が始まっているなか、日揮ホールディングス、コスモ石油、レボインターナショナルの3社は、国内初のSAF供給を目指し、2022年11月に国産SAFの製造事業会社SAFFAIRE SKY ENERGYを設立しました。
 国内で発生する廃食用油のみを原料とした年産約3万キロリットルの国産SAF供給に向け、2024年12月にはSAF製造設備が完工し、2025年4月から供給が開始されています。なお、当該事業はNEDO(国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構)より採択※を受けた助成事業です。
https://www.nedo.go.jp/koubo/FF3_100312.html
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SAF製造装置(提供:合同会社 SAFFAIRE SKY ENERGY)