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記者資料提供(2025年6月24日)
交通局自動車部市バス運輸サービス課
近年、他車による路線バス進路への無理な割り込み運転等に起因して、バス車内で乗客が転倒負傷する「車内事故」が増加しており、特に高齢者を中心とした乗客の安全確保が大きな課題となっています。
このような背景を踏まえ、全国でも初めて、関係機関が連携し、兵庫県警察本部の白バイ・パトカー等と、県内5社局のバスが隊列を組み、「車内事故」の防止を呼びかけながら街頭走行キャンペーンを実施し、神戸市交通局も参加します。
(1)日時:2025年7月1日(火曜)14時~
(2)場所
・出発式:神戸ハーバーランド 高浜岸壁(神戸市中央区東川崎町1)
・隊列走行:三宮周辺
(3)内容
パトカー・白バイと警察バス、路線バスが隊列走行しながら、車内事故防止を呼びかける街頭走行キャンペーンを実施
(4)主催
公益社団法人兵庫県バス協会
(5)参加バス事業者
神姫バス株式会社、阪急バス株式会社、阪神バス株式会社、山陽バス株式会社、神戸市交通局
(6)後援
兵庫県、神戸市、兵庫県警察本部、一般財団法人兵庫県交通安全協会、独立行政法人自動車事故対策機構兵庫支所
(7)その他
・出発式会場は、安全上一般の方の立ち入りはご遠慮いただいております。ご理解とご協力をお願いいたします。
・雨天決行、荒天中止(中止の場合、兵庫県バス協会ホームページにてお知らせします)
(1)ご乗客の皆様へ
・路線バス走行中、やむを得ず急ブレーキをかけることがあります。
・危険防止のため、路線バスご乗車中は、「空いている席に座る」「手すり、つり革をしっかり持つ」ことを意識してください。
・特に、バスの発車時、停車時は車内での転倒リスクが高まります。
・走行中の車内移動はしない、降車時はバスが完全に停車し、ドアが開いてから移動を始めるなど、安全行動の徹底をお願いします。
(2)路線バス周辺を走行するドライバーの皆様へ
・路線バス前方への無理な「割り込み」、停留所から発車しようとするバスを無理に「追い越す」行為は、路線バスに危険回避の急ブレーキを強いる原因となります。
・路線バスは「立って乗られる方もおられる」公共交通機関です。
・路線バスの急ブレーキは車内乗客の転倒負傷事故につながります。
・バスは多くの人々の命を預かって運行しています。どうか互いに思いやりのある運転を心がけ、安全運行へのご協力をお願いします。
路線バスにおける車内転倒事故等削減、安全性向上を議論するため、本年1月に「安全啓発会議」を発足、公益社団法人兵庫県バス協会を中心に、行政、大学とバス事業者が連携を図りながら、具体的な取り組みについて議論してきました。
路線バスの安全性向上や交通事故削減に向け、今後も継続的に取り組みを続けて参ります。
「安全啓発会議」構成メンバー
公益社団法人兵庫県バス協会、兵庫県、兵庫県警察本部、国土交通省神戸運輸監理部兵庫陸運部、関西大学社会安全学部吉田研究室、神姫バス株式会社、阪急バス株式会社、阪神バス株式会社、山陽バス株式会社、神戸市交通局 以上10組織