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記者資料提供(2023年11月15日)
経済観光局農水産課
神戸市では、資源循環・環境保全型農業を推進するため、下水から回収した「こうべ再生リン」を配合した肥料の開発・普及を図るとともに、耕畜連携による市内産堆肥の利用促進を行うなど、先駆的で持続可能な農業モデルとして「こうべ里山SDGs農業」を推進しています。
「こうべ里山SDGs農業」を、市民の皆様により分かりやすくお伝えするため、化学肥料を低減し、市内循環型資源(こうべ再生リン・堆肥等)を利用して栽培された農産物を「BE KOBE」と表記する取組みを始めています。このたび、「こうべ旬菜部会」が届出の第1号となり、販売開始にあわせ、販売促進キャンペーンを行います。
2023年11月13日(月曜)~ ※営業時間は下記のとおり
BE KOBE農産物のロゴシールの貼付された野菜の販売
・イオンスタイル神戸南(兵庫区中之島)営業時間10時00分~
・イオンスタイルumie(神戸ハーバーランド)営業時間9時30分~
「BE KOBE農産物」の第1号である「こうべ旬菜部会」(部会員数のべ371名)が生産した地域循環で環境に配慮した葉物野菜など
「BE KOBE農産物」のPR販売にあわせて、「こうべSDGs肥料」のサンプル(30g)や「BE KOBE」シールを配布します。(各店舗、1日当たり先着100名様)
・イオンスタイル神戸南(兵庫区中之島)営業時間10時00分~
・イオンスタイルumie(ハーバーランド)営業時間9時30分~
神戸市では、下水道資源の有効利用を図るため、下水汚泥からリンを回収する取組を行っています。回収されたリン酸マグネシウムアンモニウムを「こうべ再生リン」として肥料への活用を進めています。
「こうべ再生リン」に窒素やカリウム分を加えて使いやすい肥料とし、園芸用肥料や水稲用肥料を製造し、市内の農家へ販売しています。
2015度から販売開始。野菜や果樹、花などの栽培に広く使え、「こうべ旬菜」にも使用されている。
一般販売されている「こうべSDGs」肥料は、この園芸用「こうべハーベスト」と同一のもの。
学校給食使用されている「きぬむすめ」という米用に開発されたもの。
2020年1月から、水稲用「こうべハーベスト」で栽培されたお米が神戸市内の学校給食用に提供されている。
東灘処理場リン回収設備
こうべ再生リン