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ホーム > 環境 > 生物多様性 > 記者発表2025年5月 > スマホを使った市民参加型生物調査をしてみませんか?

スマホを使った市民参加型生物調査をしてみませんか?

ページID:79341

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記者資料提供(2025年5月19日)
環境局自然環境課
神戸市は人口150万人を超える大都市である一方で、都市近郊に里山が広がる自然豊かな都市です。一方、外来生物による生態系被害等も発生しています。特に近年新たに神戸市内で確認されたツヤハダゴマダラカミキリやクビアカツヤカミキリは樹木を食害し、枯死に追いやる外来生物です。
今回、株式会社バイオームと連携し、AIにより動植物 約93,000種を判定するスマホアプリ「Biome」を活用し、豊かな環境である里山の指標となる生きもの、神戸市で確認されている外来種、花にあつまる生きもの等の15種類の生物を対象とした市民参加型の調査を実施します。神戸市全域での生物調査に、ぜひご参加ください。

「Biome」を活用した市民参加型の生物調査について

神戸市全域を対象として、生きものの調査を行いますので、お手持ちのスマートフォンに「Biome」をダウンロードの上、ご参加ください。

なお、ツヤハダゴマダラカミキリは日本固有種のゴマダラカミキリとよく似ていますので、「Biome」に記載の見分け方の説明をよくご覧いただき、見分けやすいよう、背中側から全身を写すように写真を撮影してください。
(1)期間:2025年6月1日(日曜)~2025年8月31日(日曜)

(2)クエストの対象種

対象の生物:15種

1 外来種(侵入初期の外来種等)

①ツヤハダゴマダラカミキリ、②クビアカツヤカミキリ、

③ナガエツルノゲイトウ、④ヌートリア

2 里山の生きもの(豊かな環境の指標となる生きもの)

⑤キリギリス、⑥コクワガタ、⑦ニホントカゲ、⑧ヤマトタマムシ、

⑨ハグロトンボ、⑩ミンミンゼミ、⑪カブトムシ

3 花に集まる虫

⑫コアオハナムグリ、⑬ニホンミツバチ、⑭セイヨウミツバチ、

⑮ベニシジミ

(3)調査への参加方法

①スマホアプリ「Biome」(無料)をダウンロード。

②「Biome」を開き、神戸市が実施するクエスト
「夏休み生きものクエスト2025~神戸で夏の生きものさがし~」をご覧ください。

③対象の生物を見つけたら「Biome」を使って写真を撮り、投稿してください。

(4)その他

・本クエストの対象期間が終了した後も、継続して「Biome」を利用した投稿は可能です。

・昨年実施した生物調査の結果は以下の報告書をご覧ください。

https://www.city.kobe.lg.jp/documents/72979/20250325112206.pdf
バイオームイメージ画像

スマートフォンアプリ「Biome」とは

株式会社バイオームが開発・運営している無料のスマートフォンアプリです。生きものの写真を撮影すると、独自のAIが種を判定します。生きものに詳しくない方でも気軽に生物を調べることができます。図鑑機能もあり、撮影した生きものの情報をその場で調べることも可能です。

「Biome」にはクエストというイベント機能があり、生物調査ができます。今回はこのクエストを活用し、生物調査を実施します。

アプリは、以下のページよりダウンロードください。

https://biome.co.jp/app-biome/

カミキリポストの開設について

特定外来生物のツヤハダゴマダラカミキリは、六甲アイランド内で発生しています。その対策として、2022年度より継続して、地域団体の協力を得て、六甲アイランド情報交流センター(六甲ライナー・アイランドセンター駅1階)にカミキリポストを設置し、市民が採集したツヤハダゴマダラカミキリを神戸市が回収・駆除します。設置期間は2025年6月1日(日曜)~2025年8月31日(日曜)の予定です(開館時間は10時~16時)。

ツヤハダゴマダラカミキリは生きたままの移動が禁止されていますが、カミキリポストによる防除について環境省の確認を受けていますので、六甲アイランド内でのこの方法での対策が可能です。なお、ツヤハダゴマダラカミキリを採集した場合は、空のペットボトルに入れ、しっかりと蓋を閉めてカミキリポストまでお持ちください。