ホーム > 環境 > 生物多様性 > 記者発表2026年9月 > 中学生が特定外来生物「クビアカツヤカミキリ」被害を兵庫区で初確認
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記者資料提供(2026年9月10日)
環境局自然環境課
サクラやモモ、ウメなどバラ科の樹木を加害する特定外来生物※「クビアカツヤカミキリ」の被害が今年も多数確認されています。クビアカツヤカミキリは、近年新たに神戸市内で確認された外来昆虫で、幼虫が木の内部を食い荒らし、農業被害や倒木などの被害を発生させます。
今後も、市内での分布拡大が危惧されており、神戸市では現地調査や市民参加型の生物調査、様々な駆除対策を積極的に実施し、市内根絶を目標に取り組みを進めていきます。市民のみなさまには、成虫や被害を受けた木の目撃情報を通報いただくようお願いします。
※外来生物法に基づき、生態系等に被害を及ぼすおそれのある外来生物として環境省が指定した生物。
2026年9月2日、須磨学園夙川中学校・高等学校理科研究部からの通報を受けて、職員が現地調査を実施したところ、会下山公園(兵庫区会下山町)においてクビアカツヤカミキリによる被害木4本を確認しました。
同校理科研究部は、8月に外来生物展示センターを見学し、その際にクビアカツヤカミキリについて学習しており、その学びが今回の初確認につながったとのことです。
クビアカツヤカミキリの被害は、これまで北区、西区、灘区、垂水区、東灘区及び中央区で確認されており、兵庫区での確認は今回が初めてとなります。
2026年8月末時点における市内の被害木確認本数(累計)は540本で、このうち268本を伐採しています。
| 幼虫が出したフラス(会下山公園にて) | 外来生物展示センターでの展示 |
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・現地調査を行い、フラス(糞と木くずの混合物)の確認により被害を特定します。
・被害木については、専門家の指導のもと、主に次の対策を実施しています。
①被害木の伐採・焼却等処分
②成虫の拡散防止を目的としたネット巻き
③樹幹注入農薬の投与(サクラのみ)
・特に、早期に伐採・焼却等処分をすることが最も有効な対策となります。
・市内の被害防止のため、何よりも早期発見・早期防除が重要です。
・成虫(死んでいる場合も可)やフラスを発見された場合は、通報をお願いします。
・成虫を捕まえた場合は、その場で捕殺してください。
<通報先>
LINE又はメールで、写真を添付の上、発見日時、場所等を記載してください。
・神戸市環境局自然環境課 E-mail:biodiversity@city.kobe.lg.jp
・神戸市LINE公式アカウントのメニューより通報

・名前のとおり首(胸部)が赤色、他は光沢のある黒色の体が特徴です。
・成虫は5月末~8月頃に出現し、メスは1匹あたり生涯で最大1000個産卵します。
・成虫はサクラ、ウメ、モモ等のバラ科樹木に産卵し、ふ化した幼虫はこれらの樹木の内部を食害しながら2~3年かけて成長します。この時にかりんとう状のフラスを多量排出します。
・食害が進むと樹木を枯死させるため、桜並木等への被害が懸念されています。
・2012年に愛知県での発見以降、全国各地に侵入しており、兵庫県内でも明石市ほか11市町で確認されています。
| クビアカツヤカミキリ成虫 | 幼虫の出すフラス |
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