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全国の工事用船舶を活用したブルーカーボンとなる藻場の創出の実証実験

ページID:82605

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記者資料提供(2025年12月12日)
環境局自然環境課、港湾局港湾計画課
カーボンニュートラルに向けた取り組みの一つとして、船舶からの二酸化炭素の排出削減やカーボン・オフセット※1の取り組みが求められています。一般社団法人日本海上起重技術協会では、全国の係留中の工事用船舶を利用してブルーカーボンとなる藻場を造成するための実証実験を実施します。実証実験では、一般社団法人日本海上起重技術協会近畿支部や、学識経験者、企業、行政が協力し、神戸港に係留中の船舶にて、藻場を造成することにより、手法を確立し、全国各地に展開し、Jブルークレジット※2認証を受けることを目指します。
※1 日常生活や経済活動において、どうしても排出される温室効果ガスについて、排出量に見合った温室効果ガスの削減活動に投資すること等により、排出される温室効果ガスを埋め合わせるという考え方です。
※2 ブルーカーボンを定量化して取引可能なクレジットにしたものです。国が設立を認可したジャパンブルーエコノミー技術研究組合(JBE)が創設し、認証・発行・管理しています。

実証実験の概要

神戸港に係留中の船舶から、ワカメの種糸を吊るしてワカメ藻場の造成を行います。また、モニタリングを通じて、造成した藻場による二酸化炭素吸収量を評価します。実験結果を踏まえて、全国の工事用船舶への展開を目指します。

場 所:神戸市灘区摩耶埠頭

船 舶:寄神建設株式会社が所有する第17神昭

開始日:2025年12月19日(金曜日)13時30分

実施者:一般社団法人日本海上起重技術協会近畿支部、Blue Carbon Community Business研究会

(研究会メンバー:徳島大学環境防災研究センター、武庫川女子大学、西日本工業大学、寄神建設株式会社、日本海工株式会社、株式会社BLUABLE、JFEスチール株式会社、KDDI株式会社、株式会社大林組)

協 力:神戸市、すまうら水産有限責任事業組合、一般社団法人須磨里海の会

実験イメージ   
実験イメージ(徳島大学環境防災研究センター中西客員教授提供)

船舶
船舶が係留されている場所(国土地理院地図を加工)