ホーム > 市政情報 > 記者発表資料 > 記者発表2025年4月 > 中央市民病院の救命救急センター11年連続全国1位および基本的臨床能力評価試験3年連続1位の評価獲得
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記者資料提供(2025年4月21日)
神戸市立医療センター中央市民病院事務局
厚生労働省が発表する「救命救急センターの評価結果(令和6年)について」(2025年4月15日発表)において、当院の救命救急センターが、全国の308施設中、11年連続となる第1位の評価を獲得いたしました。
2024(令和6)年における当院の成績は、評価対象となる4つの機能(全45項目)すべてにおいて満点を獲得し、最高の『S』評価をいただきました。
2014年から11年連続で第1位の評価を受けたのは、全国で当院のみとなります。
また、臨床研修について客観的な評価をうけることを目的としてNPO法人日本医療教育プログラム推進機構が実施している「2024年度基本的臨床能力評価試験(2024GM-ITE)」においては全国453施設中、3年連続となる総合成績第1位の結果となりました。当院からは、初期研修医2年次13名、初期研修医1年次15名の合計28名が受験しました(全国の集計対象者数は、2年次4,397名、1年次4,782名、合計9,179名)。試験結果に基づく病院の評価は、初期研修医2年次が全国485施設中3位、初期研修医1年次が全国501施設中1位となりました。
当院は、1924(大正13)年に神戸診療所として開設して以来、戦災や阪神・淡路大震災、新型インフルエンザや、新型コロナウイルス感染症の感染拡大など、未曾有の危機に見舞われてきましたが、市民の皆様のご理解・ご協力のなか、迫り来る危機を乗り越え、安心・安全な医療の提供に努めてまいりました。
引き続き、1年365日、24時間体制での救急医療を実践するとともに、臨床研修の充実に取り組むことで、安全で安心な医療の提供に努め、地域医療機関と連携を図りながら神戸市全域の基幹の病院として市民の最後の砦としての役割を果たしてまいります。
病院名 | 点数 | 評価 |
神戸市立医療センター中央市民病院 | 100 | S |
S,A,B,Cの4段階評価で、S評価は最高位の「秀でている」。
厚生労働省ホームページ
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_57088.html
順位 | |
1年次 | 1 |
2年次 | 3 |
総合成績 | 1 |
基本的臨床能力評価試験(GM-ITE)とは
研修医の基本的な診療能力、つまり初期臨床研修の成果を評価するもので、これにより、各施設の臨床研修レベルを客観的に評価し、研修プログラムの運営や実施体制の向上に役立てることが目的となっている。
・基本的臨床能力評価試験(GM-ITE)のページ
https://jamep.or.jp/gm-ite/