ホーム > 市政情報 > 記者発表資料 > 記者発表2025年10月 > 「神戸空港 インバウンド旅行者(出国者)動向調査結果」を公表
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記者資料提供(2025年10月31日)
(一財)神戸観光局 経営推進部
一般財団法人神戸観光局(以下、神戸観光局)では、2025年4月に国際チャーター便が就航した神戸空港第2ターミナルにおいて、出国するインバウンド旅行者を対象にアンケート調査を実施しました。
本調査では、神戸空港利用者の神戸への立ち寄り率や宿泊率、周遊範囲、国籍別の特徴を把握し、神戸空港を玄関口とする訪日旅行の実態を分析しています。
2024年の神戸市内における外国人延べ宿泊者数は94.5万人※1を記録しました。2025年は神戸空港の国際化により、4月以降の外国人延べ宿泊者数は前年比145%※2で推移しており、増加傾向が続いています。
今回の調査結果を通じて、神戸空港を利用するインバウンド旅行者の旅行実態や国籍別の傾向を把握し、2030年前後の国際定期便就航に向けたインバウンド施策への活用や今後の市場別プロモーションへの活用等、より効果的な誘客施策に繋げていきます。
※1出典:観光庁「宿泊旅行統計調査」2024年各月確定値調査個票を基に、神戸観光局が拡大推計値を独自に試算
※2出典:観光庁「宿泊旅行統計調査」2025年各月2次速報を基に、神戸観光局が拡大推計値を独自に試算し、4~7月の外国人延べ宿泊者数を前年同期間と比較。

神戸の代表的な風景を用いたアンケートカードを配布し、調査を実施
神戸観光局ホームページにて公表
https://kobe-dmo.jp/251031-2/
神戸空港を玄関口とし、神戸に滞在する旅行者が多く確認された。
神戸ビーフや海・港町の風景など、神戸らしい魅力を評価する声が多く寄せられた。
一方で、空港内店舗の充実を求める声もあり、搭乗までの待ち時間を充実させる環境づくりが求められる。
一方、大阪・京都への立ち寄りや宿泊は3か国の中で最も少なく、神戸を中心に滞在する“神戸拠点型”の旅行スタイルが多く見られた。
また、全体傾向と比較して「北野異人館」といった異国情緒を感じられるスポットが人気。
神戸、大阪、京都といった関西広域を周遊する傾向が見られた。
「メリケンパーク」「南京町」「明石海峡大橋」など広く市内を周遊する実態が見られた。
神戸空港第2ターミナル内(免税店、総合案内カウンター、手荷物預かりコーナー等)において、出国予定のインバウンド旅行者に2次元コード付きアンケートカードを配布。あわせて、搭乗待合室内に2次元コード付きポスターを掲出し、2次元コードからWeb回答画面にアクセスする形式で回答を収集。
2025年5月1日(木曜)~7月25日(金曜)
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