ホーム > 市政情報 > 記者発表資料 > 記者発表2025年5月 > 2024 年 市内観光動向や観光マーケティングデータを集約 「2024年 神戸観光年間レポート」を発行します
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記者資料提供(2025年5月12日)
(一財)神戸観光局 経営推進部
一般財団法人神戸観光局(以下、神戸観光局)は、本日、2024 年 1 年間の神戸市内における観光動向を 集約した「2024 年 神戸観光年間レポート」を発行しました。
本レポートは、観光関連事業者の皆様に昨年の市内動向をご確認いただくとともに、各事業の事業評価・ 分析に役立てていただくことを目的に作成したものです。
2024 年は観光施設のリニューアルオープンが相次ぎ、これら新規施設が神戸の賑わい回復に大きく貢献しました。市内の延べ宿泊者数は国内・外国人ともに2019 年(コロナ前)を上回り、外国人延べ宿泊者数 (速報・推計値)は約 96 万人と過去最高を記録しました。これは「神戸 2025 ビジョン」および神戸観光局 の KPI「2025 年外国人延べ宿泊者数 100 万人」に迫る水準です。一方、コロナ禍中の宿泊施設の新規開業 により、市内の客室稼働率は依然としてコロナ前の水準に到達しておらず市内の観光経済の活性化のため にも、さらなる誘客が求められます。
2025 年は神戸空港国際チャーター便の就航や大阪・関西万博の開催など、神戸観光にとって大きな節目 となる年です。神戸観光局では、2030 年前後の神戸空港国際定期便の就航を見据えた、さらなる観光需要 の喚起と神戸の観光経済の活性化のため、より一層の誘客に向けた取り組みを進めていきます。
神戸観光局ホームページにてレポートを公表しました。
https://kobe-dmo.jp/250512-2/
神戸市全体 | 704.6 万人(2019 年比:110.9%) |
うち国内 | 608.9 万人(2019 年比:108.5%) |
うち外国人 | 95.7 万人(2019 年比:129.5%) <参考>神戸市内外国人延べ宿泊者数 国籍順位 1位:中国(31.4%)、2位:台湾(16.3%)、3位:韓国(9.3%)、4位:香港(8.4%) |
※出典:観光庁「宿泊旅行統計」2024 年1 月~12 月 第2 次速報値を用いて神戸観光局が市内推計値を独自に算出
・「神戸2025 ビジョン」および神戸観光局が掲げるKPI「2025 年外国人延べ宿泊者数 100 万人」まであと一歩に迫った。
<参考>神戸観光局 KPI ※太枠内:「神戸 2025 ビジョン」KPI
・2024 年 1 月~12 月 市内客室稼働率 平均:約 71%
(2019 年 1 月~12 月 市内客室稼働率 平均:約 79%)
※出典:日本銀行神戸支店「管内金融経済概況」
・2024年1月~12月のうち、3月~5月を除くすべての月でコロナ前を超える回復を記録した。
特に6月以降は回復が著しく、各月2019年比:110%~130%で推移した。
※2024年時点で改修中または休館中の施設を除いて分析
※出典:神戸市経済観光局観光企画課・神戸観光局調査
・2024 年度(2024 年 4 月~2025 年 3 月)は 2019 年度(コロナ前)の 92.6%まで開催件数が回復した。
・いわゆる観光のトップシーズンを避けた 6 月・10~11 月・1~2 月に MICE が開催され、市内の観光 需要の喚起・需要の平準化に繋がっている。
※出典:神戸観光局調査
神戸観光局では、神戸の観光動向を主体的に把握するために、観光庁「宿泊旅行統計調査」等の各種 データの定点観測を行うとともに、その統計結果を「マンスリーレポート」としてまとめ、毎月、神戸 観光局の会員事業者の皆様へ配信しています。
「マンスリーレポート」の配信希望の方は、神戸観光局ホームページをご確認ください。
神戸観光局会員 入会案内:https://kobe-dmo.jp/about_member/guidance/