ホーム > 市政情報 > 記者発表資料 > 記者発表2024年3月 > 2025年度以降の須磨翔風高校(総合学科)における教育活動の展開

2025年度以降の須磨翔風高校(総合学科)における教育活動の展開

ここから本文です。

記者資料提供(2024年3月15日)
学校教育課

 文部科学省に置かれた中央教育審議会において、高等学校教育で全ての子供たちの可能性を引き出す「令和の日本型学校教育」の構築が必要との答申が出されたことを受け、本市の市立高等学校総合学科においても、急激に変化する時代の中で必要な資質・能力を育み「個別最適な学び」「協働的な学び」を実現させるため、系列や特色ある教育活動の整備等を推進します。
 また、推薦入学で、スクールポリシーに基づき、求める生徒像に合わせて受検者の中学校での努力や個性を評価できる検査方法への変更を行います。

1.推進する教育活動

・1人1台端末の積極的な活用による学習支援と個別最適な学び。
・学校行事や校則の見直し等について、生徒の意見をより広く聞く機会を設け、生徒主体の取組を通した人間関係の形成および自己有用感の育成。
・既存教室の用途を見直し、多様な学びや学習スタイルによる授業等を実践するスペースの確保。
・生涯学習社会を見据えたボランティア精神を養うための多様な体験的活動の実施。

2.系列(選択科目群の種類)および特色ある学校設定科目

国際・文化(GC) Global&Culture Studies 古典演習、発展世界史
科学・環境(SE) Science&Environmental Studies 教養数学、看護医療生化学
福祉・健康(WH) Well-being&Health Studies 専門スポーツ、生活環境、レクリエーション学
経営・情報(MI) Management&Information Studies
教育・人間(EH) Education&Humanity Studies 教育問題の理解と発信、実用の書

3.特色ある教育活動

・自分の進路実現を確認するためのフューチャープラン(将来設計)の作成とプレゼンテーションの実施。
・近隣の大学等教育機関・地域の各種福祉施設・企業と協力した探究活動。
 「公務員講座」「ふれあい看護体験」「保育・小学校実習」「異文化交流」など。
・2、3年次の科目選択のためのガイダンス機能を充実させた「時間割づくり」。
・社会で活躍されている人々を知るための「職業インタビュー」の実施。

4.選抜方法等

【推薦入学(募集定員の50%以内)】通学区域は県下全域
・面接、小論文(作文)、適性検査を実施
 ※面接の中で個性を評価
【学力検査(募集定員から推薦入学による合格者数を減じた人数)】
通学区域は第1学区(神戸市 芦屋市 洲本市 南あわじ市 淡路市)
・複数志願入学者選抜による