ホーム > 市政情報 > 記者発表資料 > 記者発表2025年6月 > 認知症の高齢者を見守るサービスが拡充します~GPSサービスの拡充とみまもりシールの導入~
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記者資料提供(2025年6月17日)
高齢福祉課
本市では、認知症になっても安心して暮らしていけるよう、2019年より、診断助成制度と事故救済制度を組み合わせた、「認知症神戸モデル」を実施しています。
認知症の方の行方不明が全国的に課題となっている中、高齢者の見守りや行方不明者の早期発見のための取り組みを拡充します。
認知症高齢者等の行方不明の未然防止および行方不明時の早期発見のために、認知症と診断された人に、位置情報を知らせるGPS端末を貸し出しています。これまで、1種類のGPS端末で運用していましたが、7月から選べる端末が増え、月額利用料の半額を市が負担することで、より利用しやすくなります。ご利用の用途に合わせて、3種類からお選びいただけます。
認知症と診断された人
(これまでGPSサービスを利用していない方も申込できます。)
7月1日(火曜日)から開始
申込書を郵送で下記まで送付してください。
〒650-8526 神戸市中央区伊藤町111 神戸商工中金ビル4F
神戸市行政事務センター 神戸モデル 事故救済制度の係
申込書及び詳細については、ホームページをご覧ください。
(https://www.city.kobe.lg.jp/a39067/kenko/fukushi/carenet/ninchisyou/ninchishogpssa-bisu.html)
行方不明などの心配がある在宅高齢者が事前に登録を行い、市が警察に情報を共有する「高齢者安心登録事業」を実施しています。この仕組みを活用して、登録されている番号と二次元コードを印刷した「みまもりシール」を希望者に無料配布します。シールを衣服やかばんに貼ることで、万が一行方不明になった時に、速やかに身元の確認ができます。
認知症と診断された、高齢者安心登録事業の登録者
無料(1人20枚)
8月1日より受付開始
住まいの地域のあんしんすこやかセンターで申込
詳細については、7月下旬にホームページに掲載します。
(https://www.city.kobe.lg.jp/a39067/kenko/fukushi/carenet/ninchisyou/mimamorishi-ru.html)
≪認知症神戸モデル≫
認知症の早期受診を支援する診断助成制度と認知症の方が関わる事故を救済する事故救済制度を組み合わせて実施し、その財源は、超過課税の導入により、市民の皆様からご負担いただく、全国初の取組みです。
≪高齢者安心登録事業≫
行方不明などの心配がある在宅高齢者が事前に登録を行い、市があんしんすこやかセンターや警察等と情報を共有するとともに、行方不明時には電子メールで行方不明発生情報を配信して行方不明者の居住地の警察署への情報提供を呼びかけ、早期発見と保護につなげます。