2024年度自死遺族支援活動を実施する助成対象団体の募集

大切な方を自死により亡くされた方にとって、自身の抱える苦しみ、悲しみ、時には怒り等の感情を、同じ悩みや問題を抱える仲間と安心して語り、分かち合うことができる場は、心の安らぎを取り戻すことにつながります。
今年度も神戸市では、自死遺族を支援することを目的に活動する団体に対する活動助成制度に基づき、助成対象団体を募集します。

対象団体

次のすべての要件に該当するNPO法人等の民間団体

・代表者を設け、企画した活動を終了まで責任を持って遂行できる民間団体であり、かつ神戸市に活動拠点を設けていること（法人格の有無は問いません）
・自死遺族支援を目的に活動している団体であること
・公共団体、公共的団体、営利企業でないこと

助成の対象となる活動および経費

対象団体が実施する活動で下記のもの

1. 自死遺族が集まって体験を語り合う「分かち合いの場」の開催に必要な経費のうち、会場使用料、資料作成費、その他市長が認めるもの
2. 分かち合いの場を適切に進行する者（ファシリテーター）を養成するための研修に必要な経費のうち、外部講師等謝礼および交通費、会場使用料、資料作成費、その他市長が認めるもの
3. 自死遺族等を対象とし、自殺予防に繋がり、かつ営利を目的としない事業（講演会、研修会、電話相談会など）の実施に必要な経費のうち、外部講師等謝礼および交通費、会場使用料、資料作成費、広報関係費、その他市長が認めるものを対象とします。

助成額

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上記助成の対象となる活動及び経費に係る総経費の範囲内で下記を限度とします。
（ただし、予算の範囲内）

1. 1団体あたり年間10万円
2. 1団体あたり年間10万円
3. 1団体あたり年間25万円

申請受付期間

2024年5月10日（金曜）～5月31日（金曜）必着

申込・問い合わせ先

こちらより様式をダウンロードしてください。
神戸市精神保健福祉センター

650-0016　神戸市中央区橘通3丁目4番1号　神戸市立総合福祉センター3階
電話：078-371-1900
 

（※）2016年4月1日に自殺対策基本法の一部を改正する法律が施行され、第22条において、国及び地方公共団体は、民間の団体が行う自殺の防止、自殺者の親族等の支援等に関する活動を支援するため、助言、財政上の措置その他の必要な施策を講ずるものとすると規定されている。

参考①第3期神戸いのち大切プラン(2023年度から2027年度まで)

自殺する人を一人でも多く減らしていくため、自殺対策基本法に基づく「自殺対策計画」として、2011年に「神戸いのち大切プラン」を策定し、総合的な自殺対策を進めています。
「自殺総合対策大綱」の一部改正（2022年10月）や、社会情勢等に応じたさらなる自殺対策を充実・強化していくために、昨年度末に「第3期神戸いのち大切プラン」を策定し、4つの柱と10の取組を軸に、自殺対策に関連する保健、医療、福祉、教育、労働などの分野との有機的な連携を図るプラットフォームの構築などにより、官民学が連携した重層的な対策を推進していきます。
なお、当該事業は、第3期神戸いのち大切プランに基づく事業です。（柱4-取組10）
神戸いのち大切プラン

参考②こころがつらくなっている方の神戸市・兵庫県における相談窓口

名称	電話番号	開設日
神戸市こころといのちの電話相談	078-371-1855	【平日】10時30分～18時30分 (祝日及び12月29日～1月3日を除く)
兵庫県いのちと心のサポートダイヤル	078-382-3566	【平日】18時00分～翌日8時30分 【土日祝】24時間