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ベトナムのディープシー工業団地との覚書の締結~神戸・兵庫企業のディープシー工業団地入居を優遇措置適用等で支援~

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ディープシー工業団地(地図)

記者資料提供(2023年2月27日)
神戸市経済観光局経済政策課
神戸市海外ビジネスセンター、ひょうご海外ビジネスセンター(活性化センター)等は「ひょうご・神戸国際ビジネススクエア」として連携し、神戸・兵庫企業による海外ビジネス展開をワンストップで支援しています。
神戸市と活性化センターは、海外ビジネス展開支援の一環として、これまでからベトナムを中心とするアジアの工業団地と協定を締結し、神戸・兵庫の企業の入居に際して優遇措置が適用される枠組みを整備してきました。
このたび、ベトナムのハイフォン市とクアンニン省にまたがり整備されるDEEP C(ディープシー)工業団地(注)と優遇措置適用等にかかる覚書を以下のとおり締結します。
神戸市とハイフォン市は、2013年に「相互交流促進に関する覚書」を締結しており、ひょうご・神戸国際ビジネススクエアは2022年11月にベトナムビジネスミッションを派遣し、ディープシー工業団地を視察した経緯において、以下の覚書を締結するものです。
神戸市と活性化センターがアジアの工業団地と協定・覚書を締結する4例目です。

(注)ディープシー工業団地概要:
ベルギーの港湾開発会社レンタポート社とハイフォン市の合弁により1997年にハイフォン港の後背地を開発し事業をスタート。
2015年にハイフォン市及び隣接するクアンニン省の港湾地区の拡張開発許可を得て、敷地を3,400ヘクタールに拡大。
ベトナム北部最大の港、首都ハノイ及び中国に繋がる高速道路、国際空港の全てに隣接し、ベトナム国内最高レベルの税優遇を受けることが出来る経済特区内にあることなどから、現在18社の日系企業が進出。

覚書締結者

神戸市、(公財)ひょうご産業活性化センター、ディープシー工業団地

覚書締結日

2023年3月1日

覚書の内容

優遇措置

兵庫県内に本社・事業所を有する企業がディープシー工業団地に進出する場合の、

  • 賃料優遇

土地を取得して工場を建設する場合と、団地が経営するレンタル工場をリースする場合の両方を対象とする賃料優遇

  • 手続代行

投資許可と事業許可の取得手続の無償代行

日越交流・情報交換

日本で行う海外進出セミナー及び現地工業団地の視察などを通し、日越交流と情報交換を推進


(参考資料)ディープシー工業団地(PDF:337KB)