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記者資料提供(2025年11月20日)
都市局駅まち推進課
神戸市は、神戸電鉄株式会社と「リノベーションに関する連携協定」を締結し、神戸電鉄沿線の更なる魅力価値向上に取り組んでいます。
この協定に基づき、鉄道輸送による新しい価値の創造を目指すとともに、北区・西区の新鮮な農産物を、都市部の方々が購入できる機会を創出することを目的として、神戸電鉄による貨客混載に向けた実証実験を実施しています。
これまで、2025年1月~7月までの間、有人での農産物の貨客混載に向けた実証実験を実施しました。この結果をふまえた次のステップとして、この度、無人での農産物の貨客混載に向けた実証実験を実施します。
さらに、今回の実証実験では、就労継続支援B型事業所と連携することにより、現時点で一般企業への就職が困難な障がいのある方の新たな活躍の場を提供します。
神戸電鉄株式会社、道の駅「神戸フルーツ・フラワーパーク大沢」の運営事業者(株式会社北神地域振興)、「ココトモファーム神戸」の運営事業者(株式会社みらいず)、及び神戸市の4者が連携し、直売所で販売されている新鮮な農産物等を、北区の岡場駅から湊川駅まで無人輸送します。
実証事業者:神戸電鉄株式会社・神戸市
協力
株式会社北神地域振興(道の駅神戸フルーツ・フラワーパーク大沢運営事業者)
株式会社みらいず(就労継続支援B型事業所「陽気の杜」及びココトモファーム神戸運営事業者)
商品の流れ

2025年11月21日(金曜)11時23分岡場駅発~12時5分湊川駅着
神戸電鉄岡場駅~湊川駅
(株)北神地域振興が農産物入りのコンテナを岡場駅で先頭車両に積み込み、湊川駅に到着後、(株)みらいずが当該コンテナを積み降ろします。
実証実験では、運行の安全確保と乗客の乗降を最優先します。
乗車中の荷物は、先頭車両の車両内所定のスペース(運転席後方)に固定し、停車時の揺れ等に対応できるよう、安全管理に努めます。
ココトモファーム神戸によりイベント会場等で販売します。
本実証実験の結果をふまえて、ココトモファーム神戸による販売の継続、協力店舗の拡大などを検討します。
代表取締役:高山壽弘
道の駅神戸フルーツ・フラワーパーク大沢「FARM CIRCUS」について
神戸市の観光情報の発信はもちろん、“地産地消を遊ぼう”をテーマに、地元の産業を体感できる企画・施設を盛り込んだ、従来の道の駅よりさらに体験型のアミューズメント施設です。
代表取締役:遊屋健治
ココトモファームについて
COCOTOMO FARMとは「ココでトモだちになろう」をテーマに人が集まり、ふれ合い、多くの幸せを届ける愛知県犬山市にある米農家です。わたしたちが目指すものは、農業と福祉そして工業と商業を連携させ、生産から販売まで一貫したものづくりを通して、誰一人取り残さない社会をつくることです。そんなCOCOTOMO FARMが、2022年秋より、神戸市兵庫区に事業所をかまえる就労継続支援B型事業所「陽気の杜」にて、「COCOTOMO FARM KOBE」として地元神戸での販売をスタートしました。
(市内実店舗)ココトモファーム神戸上沢店(神戸市兵庫区下沢通6-1-21下沢ハイツ1階)
(店舗ホームページ)https://cocotomofarm-kobe.com/