記者資料提供(2025年10月28日)
選挙管理委員会事務局
1.概要
- 神戸市選挙管理委員会は、甲南大学法学部の三谷宗一郎准教授とゼミ生が自ら考案した主権者教育のための教材を使用して、ゼミ生とともに、育英高校の生徒(3年生 約300人)を対象にした模擬市長選挙を実施します。
- この模擬市長選挙では、「NIMBY施設をどこに建設するか」を争点とし、参加者には、異なる3つの地区のいずれかの住民役になりきってもらい、自分の利害を念頭において投票に参加してもらいます。また、参加者は、①候補者の演説・討論、②ウェブボートマッチ、③世論調査の結果、④SNS上の真偽不明の情報、⑤信頼できる機関がファクトチェックした情報などを参考にしながら、投票先を決定します。
- 神戸市選挙管理委員会が大学と連携して高校で選挙出前授業を実施するケースは、本年5月に、神戸女子大学と連携して、いぶき明生支援学校(高等部)で実施した選挙出前授業に続き、2回目となります。
2.選挙出前授業の日時・場所と授業内容
日時
2025年11月1日(土曜)9時~10時 ※多少延長する場合があります。
場所
育英高校 第一体育館(兵庫県神戸市長田区長尾町2丁目1-15)
授業内容
- NIMBY施設をどこに建設するかを争点とする模擬市長選挙の状況設定
- 各候補者の演説・討論
- 本プログラムに合わせて制作したウェブボートマッチ、世論調査等
- 模擬投票(生徒のスマートフォンによる投票)
- まとめ
参考 指導教員について(甲南大学HPより)
甲南大学 法学部 准教授 三谷 宗一郎(みたに そういちろう)
専門分野:行政学・公共政策学
研究室テーマ:主権者教育ワークショップの開発と実践