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「月菴宗光(げったんそうこう)関係資料」が兵庫県重要有形文化財(絵画)へ指定

ページID:83937

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絹本著色月庵宗光禅師頂相

記者資料提供(2026年3月5日)
文化スポーツ局文化財課
兵庫県教育委員会は、2025年2月20日(金曜)に開催された兵庫県文化財保護審議会(会長・増渕徹)の答申を受け、3月5日(木曜)の県教育委員会で議決し、新たに3件を重要有形文化財等に指定しました。
神戸市からは、神戸市指定有形文化財「絹本著色月菴宗光禅師頂相」「九条袈裟月菴宗光所用」(いずれも禅昌寺蔵)が兵庫県指定重要有形文化財に指定されました。

月菴宗光(げったんそうこう)関係資料

一、絹本著色月菴宗光像 1幅
一、九条袈裟 月菴宗光所用 1肩
附持鉢 一具

種類:歴史資料
所在地:神戸市須磨区禅昌寺町2丁目5-1
所有者:宗教法人 禅昌寺

絹本著色月菴宗光像(けんぽんちゃくしょくげったんそうこうぞう)1幅

制作年:南北朝時代 永徳甲子季春(1384年3月)自賛
参考(市指定年月日):2002年2月18日
特徴:
臨済宗の古刹・禅昌寺に伝来した開山・月菴宗光(1326~1389)の頂相(ちんぞう)(禅宗の肖像画)である。画絹に欠失や補修が認められるものの、面貌表現など主要部分には当初の描写がよく残されている。自賛の画像を師資相伝の証として弟子に授与するという禅宗のしきたりにより、月菴宗光の特徴を伝えていると思われる。作者は不明だが、禅僧画人によるものと類推できる。画幅上部には永徳4年(1384)3月の自賛があり、本画幅が描かれたのも同時期と考えられる。大明寺(朝来市)や圓通寺(豊岡市)を創建するなど、禅宗普及に重要な役割を果たした僧の面影を伝える。

九条袈裟 月菴宗光所用(くじょうけさ げったんそうこうしょよう)1肩

制作年:南北朝時代 
参考(市指定年月日):2017年3月21日
特徴:
月菴宗光所用の法衣と伝承される。袈裟を収めた箱の慶安2年(1649)の由緒書から、本寺にあたる南禅寺真乗院より月菴自賛の頂相一幅とともに、禅昌寺再興に際して分置されたものと判明する。

本袈裟は、両端が広く中央部が狭い禅宗特有の形状を示し、田相に幸菱文、縁や葉に龍丸文顕文紗を用いており、中世の袈裟の文様および技法の特徴をよく示している。また、原形をよく伝え、保存状態も良好である上、本品の葉・縁に用いられた顕文紗は、日本製のものとしては古例である。

附持鉢 一具

木製漆塗の鉢四口からなり、鉢包(仕覆)・箸袋・鉢覆とともに伝えられており、主要資料の伝来と信仰的背景を補完する資料として位置づけられる。

(画像資料)月菴宗光関係資料(PDF:571KB)