ホーム > 市政情報 > 記者発表資料 > 記者発表2025年7月 > 誰もが本屋を目指せる「みんなの本屋講座」(全17回)開催!
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記者資料提供(2025年7月11日)
文化スポーツ局中央図書館総務課
全国で書店の減少が続く中、神戸市においても同様に多くの書店が閉業し、本や書店を取り巻く環境は厳しい状況となっています。
書店が減少している一方で、個性的な“独立系”といわれる書店が新規開業していたり、「ZINE(ジン)」と呼ばれる自主出版物を扱うイベントが盛況だったりと、書店業界に明るい兆しもあり、誰もが本屋を開業できる可能性を持っています。
そこで、「本屋」を開業するために必要な知識・スキルを学ぶことができる講座を開催します。全国の有名書店の店主や有名インスタグラマー、大手取次会社など、豪華な講師陣による、かつてない規模の「本屋講座」です。
この講座の受講者が、将来神戸市内で新たな本屋を開業したり、本に関わる仕事を始めることを目指しています。
本屋になるために必要な知識・スキルを網羅的に学べる講座です。神戸「本」の文化振興アドバイザー北田博充氏(※)の企画・提案・監修のもと、以下のとおり開催します。
(1)講座日程・講師 ※カリキュラムの詳細、講師プロフィールは別添資料のとおり。(PDF:1,914KB)
(2)開催概要
【受講料】全17回 5,000円
【開催方法】オンライン(ZOOM)受講者あてにURLをお知らせします。
受講者のみ限定で閲覧できるアーカイブ配信(YouTube)も行います。講座をリアルタイムに受講できない方も、一定期間、アーカイブ配信で視聴可能です。
(3)申込方法
【応募資格】以下のいずれかであること。
・応募から講座終了まで神戸市に在住の方
・神戸市立図書館の図書館カードを持っている方
・将来、神戸市内で本屋を開業する予定のある方
【申込方法】神戸市公式イベントサイト「おでかけKOBE」よりお申込みください。(右記QRコード)
【申込締切】第1回の講座を受講希望される方は、2025年8月18日(月曜)までにお申込みください。以降も随時受け付けます。
(4)受講料の徴収について
申込確認後、受講料支払いのための納付書を申込いただいた住所へ送付いたします。
お支払いを確認できた方へ、講座のZOOMのURLをメールにてご案内いたします。
鈴蘭台駅周辺は、区役所や図書館等の公共施設が集まり人流の比較的多いエリアでありながら、本屋がなく、地域の方々から鈴蘭台に本屋開業を望む声が多く聞かれます。そこで、鈴蘭台への書店誘致を目指し、「みんなの本屋講座」のキックオフイベントとして、「神戸の本屋 これまでとこれから」をテーマに、以下のとおり開催します。
(1)開催概要
【日時】 2025年8月17日(日曜)10時50分~12時30分
【会場】 ベルスト鈴蘭台 3階 すずらん広場
【定員】 60名 ※応募者多数の場合は抽選
【参加費】無料
【申込方法】神戸市公式イベントサイト「おでかけKOBE」よりお申込みください。(右記QRコード)
【申込締切】2025年8月8日(金曜)
(2)イベント内容
【テーマ】 『神戸の本屋 これまでとこれから』
【概要】 神戸の本屋の「これまで」を振り返るとともに、その延長線上にある「これから」についてお話を伺います。
神戸「本」の文化振興プロジェクトは、2024年7月よりスタートしました。
出版社や書店、私設図書館などの連携により、「本」と人の出会いの場を作ることで、「本」を読む人、「本」を買う人を増やし、神戸の「本」文化を振興することを目指しています。
※ 神戸「本」の文化振興アドバイザーの登用
書店・出版業界に精通した外部アドバイザーを登用し、アドバイザーの助言のもと、さまざまな取り組みを進めています。
【氏名】北田博充(きただ ひろみつ)氏 梅田 蔦屋書店 店長/書肆汽水域(一人出版社)
【委嘱期間】2024年8月1日~
【経歴】神戸市出身。関西大学卒業後、出版取次会社に入社。2013年に本、雑貨、カフェの複合店を立ち上げる。2016年にひとり出版社「書肆汽水域」を立ち上げる。同年カルチュア・コンビニエンス・クラブ(株)入社。2020年に、本・音楽・食が一体となった本屋フェス「二子玉川 本屋博」を企画・開催。2024年には、全国の書店員がフェアの腕を競い合う「Book Fair Championship(BFC)」を開始し、実行委員長として企画運営を担う。
【著書】
2016年5月 著書『これからの本屋』(書肆汽水域)
2016年11月 共著書『まだまだ知らない夢の本屋ガイド』(朝日出版社)
2022年6月 共著書『本屋という仕事』(世界思想社)
2024年2月 著書『本屋のミライとカタチ』(PHP研究所)