ホーム > 市政情報 > 記者発表資料 > 記者発表2023年8月 > 第12回全国大学生マーケティング・コンテストの開催と参加チーム募集 『全国の学生に、世界に通用するビジネス・英語コミュニケーション能力を』
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記者資料提供(2023年8月1日)
企画調整局産学連携推進課
MCJ <https://www.mcjapan.org/> は、神戸市外国語大学の学生と教職員から成る運営委員会が企画・実施する大会です。2011年の創設以来、今回で12回目の開催となります。毎年スポンサー企業から提供される発表テーマ(実在する製品・サービス)について、具体的なマーケティング・プランを作成し、英語でのプレゼンテーションによって競い合います。
この大会を通して、参加学生の分析力、思考力、創造力、企画力、発信力、英語プレゼン力の向上を図るとともに、ビジネス課題解決に実践的に取り組むことによって、地域経済社会への貢献を目指します。
今大会のテーマ: 日本とASEAN市場における昆虫食(コオロギ食)の普及・売上拡大 ~循環的・持続的な食糧供給への挑戦~ テーマ商品①:Grillo Protein(コオロギ粉末の入ったプロテインパウダー) テーマ商品②:Grillo Bar(コオロギ粉末の入った高栄養バー) ※プランの対象市場は、日本のみ、ASEANのみ、両方から選択可。テーマ商品は、①②のうち、1つを選択。 |
株式会社エコロギー(本社:東京都新宿区、代表取締役CEO:葦苅晟矢氏)は、早稲田大学での昆虫コオロギの研究成果により2017年に創業した早稲田大学発のベンチャー企業です。「地球と生命が、食を通じて健やかになる持続可能な生態系」の実現のために、未利用資源である昆虫の用途開発として、カンボジアでコオロギを生産し、それを食品や飼料としてグローバルに販売しています。
古くから日本にはイナゴや蜂の子をはじめ55種類にも上る昆虫を、貴重なたんぱく源とする食文化があったが、大正・昭和期以降の強い農薬の登場、産業構造の転換、食品輸送・保存技術の向上、食の欧米化などによって、すっかり廃れてしまいました。[1]
しかし、近年「持続可能な開発目標」(SDGs)への理解や取り組みが進む中、世界の食糧・水供給、環境の持続性などの観点から、昆虫食への新たな関心が高まっており、日経トレンディと日経クロストレンドが選んだ「2021年ヒット予測ランキング」では、「コオロギ食」が第5位にランクインしています。
こうした中、株式会社エコロギーは、カンボジアにおいて現地農家ネットワークによるコオロギの生産体制を構築する一方で、国内では加工食品原料としてコオロギ粉末の提供を始め、これまでにコオロギ粉末を活用したチョコレートやプロテインの企画・開発商品を展開しているものの、さらなる製品ラインナップの充実とコオロギ食文化の普及に向けたブレイクスルーが求められています。
株式会社エコロギーのマーケティング・プランを作成・発表する学生チームを募集します。発表はすべて英語で行い、プラン内容の実効性やプレゼンテーションの完成度を競います。若者らしい自由かつ大胆な発想で、株式会社エコロギーのコオロギ食を日本市場で普及・売上拡大するプランの作成に是非挑戦してください。世界に通用する能力の向上を目指す、意欲的な学生チームの参加をお待ちしています。
主催 |
神戸市外国語大学全国大学生マーケティング・コンテスト運営委員会 代表 中嶋圭介 (神戸市外国語大学 神戸グローバル教育センター長・国際関係学科准教授) |
共催 |
神戸市外国語大学 |
メイン・スポンサー (テーマ提供企業) |
株式会社エコロギー(ecologgie Inc.) |
特別協賛 |
荻野正明氏(本学卒業生、フェニックスグループホールディングス会長) |
協賛 |
神戸市外国語大学消費生活協同組合 |
後援 |
(申請予定)ジェトロ神戸、神戸市、神戸商工会議所 |
応募資格 |
日本の大学に在籍する学部生3~4名のチーム(大学間混成チームは不可) |
申込・プラン提出締切 |
2023年11月9日(木曜)23:59必着 |
決勝大会 |
2023年12月9日(土曜) 於:神戸市外国語大学 大ホール (〒651-2187 兵庫県神戸市西区学園東町9–1) |
賞金 |
賞金:1位20万円、2位10万円、3位5万円 |
大会公式Web・SNSアカウント |
https://www.mcjapan.org/ |
その他 |
傍聴自由・無料(プレゼンテーションは英語のみで行われます。) |
※メイン・スポンサーから発表チームに提供される事前資料、大会ルール、予選審査及び決勝大会の詳細は、
決まり次第随時、大会公式サイト <https://www.mcjapan.org/> にてお知らせします。
※本大会への参加が、スポンサー企業への採用選考に影響することは一切ありません
※コロナウイルス感染症の状況次第で、大会開催形式を変更する可能性があります。大会公式サイトやSNSをご確認下さい。
(参考)過去大会の実績
テーマ提供企業 |
発表テーマ |
入賞校(1~3位) |
|
2011年 第1回大会 |
株式会社バリュープランニング |
「B-Threeストレッチパンツ」のマーケティング・プラン |
1位東京大、2位関西大、 |
2012年 第2回大会 |
神戸ハーバーランド |
神戸ハーバーランドへの来客者数増加策 |
1位神戸市外大、2位慶應大、3位関西大 |
2013年 第3回大会 |
株式会社アシックス |
①女性用ビジネスシューズ「GIRO」 ②アパレル製品のマーケティング・プラン ※2つの商品のうち、いずれか1つを選択 |
1位慶應大、2位甲南大、 3位法政大 |
2014年 第4回大会 |
伊藤ハム株式会社 |
①「ポークビッツ」 ②「ラ・ピッツア」のマーケティング・プラン ※2つの商品のうち、いずれか1つを選択 |
1位慶應大、2位同志社大、 3位近畿大 |
2015年 第5回大会 |
キリン株式会社 |
①「午後の紅茶おいしい無糖」 ②「メッツコーラ」のマーケティング・プラン ※2つの商品のうち、いずれか1つを選択 未成年飲酒撲滅キャンペーン |
1位甲南大、2位慶応大, 3位関西大、特別賞近畿大 |
2016年 第6回大会 |
一般社団法人 |
①地域ブランド「豊岡鞄」のマーケティング・プラン |
1位神戸市外大、2位関西大 3位法政大、特別賞鳥取環境大 |
2017年 第7回大会 |
株式会社リクルートコミュニケーションズ |
結婚式を挙げる人を増やす |
1位法政大、2位法政大, 3位立命大、特別賞立命大 |
2018年 第8回大会 |
フィデリティ投信株式会社 |
将来のための資産形成 |
1位法政大、2位神戸市外大、 3位神戸市外大 |
2019年 第9回大会 |
株式会社ナガサワ文具センター |
新たな描(書)く文化の創造 |
1位法政大、2位鳥取環境大、3位神戸市外大 |
2020年 |
コロナウイルス感染症拡大のため大会中止 |
||
2021年 第10回大会 |
San-J International Inc.(米国バージニア州) |
アメリカ市場における発酵食文化3.0の創造 |
1位法政大、2位法政大、 3位中央大 |
2022年 第11回大会 |
株式会社能作 |
台湾・中国市場における錫(すず)製品の認知・売上拡大に向けてのマーケティング・プラン |
1位法政大、2位中央大、 3位法政大 |