~防災・防犯編~
平成30年2月18日現在座談会の参加してくれた皆さん
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赤木さとみさん
潮見台町在住。
広島から移り住んで5年。4歳児の子育て中。 -
小田さくらさん
横尾在住。
7歳、5歳、1歳、3人の子育て中。 -
澤野華菜(かな)さん
桜木町在住。
8歳、3歳、2人の子育て中。 -
信田(しだ)ちひろさん
横尾在住。
10歳、8歳、2人の子育て中。 -
高橋文香(あやか)さん
禅昌寺町在住。
2歳児の子育て中。
震災の経験があるから
訓練にもリアル感がある
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小田さん
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私が住むマンションの管理人さんは、危ないことをやっていたらきちんと子どもを叱ってくれる、子どもたちも大好きなおじさんです。定期的に避難訓練があり、駐車場に集まり、消火器の使い方やAEDの使い方訓練、バルコニーの仕切り版を蹴破る体験をします。実際にやってみないと分からないことですからね。
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信田さん
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若い人がたくさん住んでいるのでパワフルですね。
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高橋さん
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避難訓練は小中学校で定期的にやっていますが、とても大事なことだと実感します。実は私は3・11の時、栃木県の幼稚園で働いていました。揺れが大きな時に子どもたちを避難させたり、ドアが開かなくなって窓から子どもたちを外に出したり、かなり混乱していました。まずドアを開ける、揺れが少しおさまるまでは動かない、そういったことも、やはり小さいときから訓練をやって知っていると、いざという時に役立つものです。
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赤木さん
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私は神戸で震災の経験はしていないのですが、子どもの幼稚園での避難訓練を見て、単に「訓練しました」というのではなく、とてもリアルな印象を持ちました。園長先生や、震災を経験したママ友の話はすごくリアル。子どもたちに他人事ではないという思いが伝わっているんだろうなと感じます。
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小田さん
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小学校では土日の引き取り訓練があります。親が家に居ない平日にやるべきではないでしょうか。緊急時にはどうするかを考えておく機会になるのではないかなと思います。
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信田さん
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よく考えてみれば、そうですね。もっと私たち自身が高い意識を持たなくてはいけませんね。
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澤野さん
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私たちは震災を経験したといっても子どもでしたから、親たちに守られて何とかなった世代です。だから「大丈夫」と思ってしまうところもあって、もう一度ちゃんと考えなくてはいけないなという気持ちもありますね。
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地域の人たちも子どもの安全を
見守ってくれている
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澤野さん
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子どもが通う北須磨小学校への通学路は車が多い場所があるので、3つのポイントに旗当番の保護者が立っています。お互いにお世話になっているのだから、当番が回ってくるのは当たり前だと思っています。ボランティアで同じ旗を持って毎日立ってくださっている近所のおじいさんもいます。
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信田さん
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横尾でも見守り隊として地域の方が、小学生の通学路に立ってくださっています。この間も、「情けは人のためならず。自分のためにやっているだけだから」とおっしゃっていて、教えていただくこともたくさんあります。
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高橋さん
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私の地元の多井畑や妙法寺でも、見守り隊は見かけますね。今住んでいる地域では見かけないかな…。
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小田さん
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須磨区は南北に広く、区役所窓口も須磨区役所と北須磨支所の2つあります。地域によって状況は少し違うかもしれませんね。
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