公開資料 解説付き一覧

資料名海道名所記 (かいどうめいしょき)
解 説江戸時代の尼崎から兵庫まで、西国街道を中心に主な村や名所、銘木などが描かれています。あわせてその土地で詠まれた、万葉集や古今和歌集に収録されている歌を取りまぜた道中絵巻です。
資料名海瀕舟行図 (かいひんしゅうこうず)
解 説江戸幕府が作った、航海するときのための地図です。航路は、赤い線でえがかれており、航海に必要な距離や潮の流れなどのほかに、山や川、村や名所などが描かれています。まがりくねった海岸線を正確に表すために、紙を貼り足したり、斜めや直角につないだりしています。この地図は、残っているものが少なく、大変貴重なものです。
資料名居留地計画図(1870年) (きょりゅうちけいかくず)
解 説イギリス出身の土木技師ハートが作成した居留地の計画図です。レクリエーショングラウンド(今の東遊園地)や遊歩道、下水道の流路、街灯の位置が示されていて、最初から計画的につくられていたことがわかります。合計126区画の土地は、4回に分けて売り出され、当初はイギリス、アメリカ、ドイツなどの商人が貿易をするための居住や会社を次々と建てていきました。現在も、この道路区画や古い建物を見ることができます。1870年と1872年に作成された2種類あります。
資料名居留地計画図(1872年) (きょりゅうちけいかくず)
解 説イギリス出身の土木技師ハートが作成した居留地の計画図です。レクリエーショングラウンド(今の東遊園地)や遊歩道、下水道の流路、街灯の位置が示されていて、最初から計画的につくられていたことがわかります。合計126区画の土地は、4回に分けて売り出され、当初はイギリス、アメリカ、ドイツなどの商人が貿易をするための居住や会社を次々と建てていきました。現在も、この道路区画や古い建物を見ることができます。1870年と1872年に作成された2種類あります。
資料名神戸海軍操練所平面図 (こうべかいぐんそうれんじょへいめんず)
解 説海軍操練所は、幕末、外国船からの防衛のために勝海舟の発案によって幕府が開いた海軍の訓練所です。元治元年(1864)、現在の神戸税関付近に開設され、慶応元年(1865)に閉鎖されました。操練所の北方に、勝海舟の屋敷地も記されています。その後、イギリス領事館としても使われていましたが、明治8年(1875)に現在の神戸市立湊山小学校の校舎として移築されました。現在、その屋根の一部を模したものが学校に残されています。
資料名神戸古今対照地図 (こうべこきんたいしょうちず)
解 説大正4年(1915)当時の神戸市域の地図に、神社仏閣や古い書物上登場する地名などが113ヶ所記されています。作製したのは「神戸市教育会」という当時の学校教育を支援する団体です。補助教材の1つとして郷土の歴史を知る手がかりとして作製されたのでしょう。
資料名神戸古版画集 (こうべこはんがしゅう)
解 説浮世絵師の長谷川小信によって描かれた錦絵です。居留地や神戸港など開港後の神戸の賑わいが描かれています。
資料名神戸市大水害絵巻物 (こうべしだいすいがいえまきもの)
解 説神戸市初等教育研究会図画部の教員23名によって描かれた被害状況のスケッチをもとに作成されたもので、長さは4メートルを超えるとても大きなものです。
資料名神戸市大水害写真 (こうべしだいすいがいしゃしん)
解 説この記録写真は昭和13年に起きた阪神大水害を記録したものです。撮影者は不明ですが、災害を免れた写真家によって、災害当初からの貴重な写真が撮影されています。
資料名神戸市大水害スケッチ (こうべしだいすいがいすけっち)
解 説このスケッチは昭和13年に起きた阪神大水害の直後より、神戸市初等教育研究会図画部の教員23名によって描かれた被害状況のスケッチです。カメラが現在のように一般化していない時代に、なんとかこの惨状を後世に伝えようとして、必死の思いで被災地を巡っています。スケッチは全部で214枚あります
資料名Kobe bird's eye view
解 説神戸市を中心に、大阪から姫路までを山側から俯瞰しています。地名などすべて英語で表記され、裏面には英文の市内案内がついています。外国人のためのガイドブック、あるいは神戸市の紹介のために作られたようです。景観としては昭和12年(1937)の頃と考えられます。
資料名神戸兵庫名勝絵図 (こうべひょうごめいしょうえず)
解 説明治時代の神戸・兵庫地域の地図です。名所だけでなく学校や役所等も記されており、有名な場所が一目でわかるように作られています。現在の中央区と兵庫区の一部を「神戸区」と呼んでいた頃で、人口は49002人と記されています。
資料名神戸名所 (こうべめいしょ)
解 説明治時代の神戸の代表的な観光地が、カラフルに描かれています。絵の中に窓を描いて別の風景を加える構成は、土産物として好まれたアルバムを意識したもののようです。
資料名神戸覧古 (こうべらんこ)
解 説江戸時代の神戸、とくに兵庫津や生田神社、長田などの風景です。開港後、急速に発展していく神戸を見た秀岳は、開港前の様子を描きとどめておこうと、旧記や記憶をもとに描きました。
資料名御宝播磨州郡邑輿地全図 (ごほうはりましゅうぐんゆうよちぜんず)
解 説江戸時代の明石から赤穂までの播磨国全図と名所旧跡の案内です。隣接する諸国の主要な地への道路や距離も記されています。西区の高和性海寺、日輪寺、如意寺の古刹や神出枝吉などの城跡の記述を読み取ることができます。