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銅印(どういん)

時代 平安時代
出土場所 下小名田遺跡
使用用途
素材
寸法 3.3cm

この資料についての説明

下小名田遺跡(しもおなだいせき)は、北区に流れる八多川中流域に所在する古墳時代から平安時代にかけての集落遺跡です。銅印は、墨書土器、石帯などの官衙に関連するような遺物と共に出土しました。銅印の紐は、上部が欠損していますが、印の背部やその他の形状から、鶏冠と考えられます。印面には漢字の「益」のように見える文字が造りだされています。平安時代の銅印は兵庫県下でも数例しか出土例が無く、大変貴重な資料です。

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