一石五輪塔と瓦(いっせきごりんとう と かわら)
時代 | 室町時代 |
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出土場所 | 頭高山遺跡 |
使用用途 | 祭祀具と屋根瓦 |
素材 | 花崗岩、粘土(瓦) |
寸法 | 塔 高さ67cm 瓦 幅14〜23cm |
この資料についての説明
頭高山遺跡は、明石川の支流である伊川上流域の南岸に位置しており、頂上部の標高が約117mの丘陵上に立地しています。 弥生時代中期の集落跡と室町時代の遺構は、山の尾根上を削ったり、斜面を大きく切り崩したりして作られた平坦面が見つかっています。平坦面には土で盛られた基壇をつくり、その上に礎石を置いています。礎石の配置や出土した瓦などから中世山岳寺院であると考えられています。また、これらの建物とは別にお墓が4基見つかっています。そのうちの1つは、備前焼の大甕を埋めた上に、一石五輪塔を置いていました。