木製農工具(もくせいのうこうぐ)
時代 | 弥生時代 |
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出土場所 | 大開遺跡 |
使用用途 | 農具、工具 |
素材 | 木 |
寸法 | 36〜62cm |
この資料についての説明
平成8年度の発掘調査で、弥生時代前期中頃〜後半の環濠と考えられる大溝が見つかり、その中から、多量の弥生土器とともに木製品が出土しています。 木製品は、杓子(木のひしゃく)・鍬・鋤・斧の柄などがあります。斧には、太い木材を割るための縦斧と、木材を細かく加工するための横斧があります。縦斧の柄・鍬・鋤はアカガシの一種を使用しており、横斧の柄はサカキで、杓子はクスノキで作られています。