松本遺跡は、明石川支流である櫨谷川の中流域南岸に位置しており、弥生時代から江戸時代にかけての遺跡です。この青銅鏡は、平成7年度の発掘調査で弥生時代後期の地層から出土しています。 このような小形ぼう製鏡は、重圏銘帯鏡を模したものや、連弧文銘帯鏡を模したものが多くみられます。