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須恵器(すえき)

時代 古墳時代中期
出土場所 西岡本遺跡
使用用途 食器
素材 粘土(須恵器)
寸法 高さ6.4〜11cm

この資料についての説明

 平成7年度の発掘調査で、古墳時代中期の落ち込みから、須恵器高坏・把手付椀・土師器高坏・土錘などが出土しています。 従来、須恵器は大阪府堺市にある陶邑窯で最初に焼かれて、そこから全国へ広がっていったと考えられていました。しかし、最近では各地で大陸から須恵器が伝わってまもない頃の時期の窯が見つかっています。この須恵器の把手付椀は陶邑産のものと考えられますが、無蓋高坏はいずれも愛媛県の松山平野で生産されたものだと考えられています。

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