須恵器・樽形ハソウ(すえき・たるがたはそう)
時代 | 古墳時代中期 |
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出土場所 | 住吉宮町、新方、水谷の各遺跡 |
使用用途 | 液体容器 |
素材 | 粘土(須恵器) |
寸法 | 高さ18.5〜23cm |
この資料についての説明
壺形の須恵器の中で、胴部に小さな孔のあいたものをハソウと呼んでいます。ハソウにもいくつか種類があり、その中でも胴部の形が樽の形をしたものを樽形ハソウと呼んでいます。小孔に竹などの管を差しこんで、液体を注ぐために使ったと考えられています。 住吉宮町遺跡・水谷2号墳・水谷4号墳では古墳の周溝から、新方遺跡では祭祀を行ったと考えられる土坑から、それぞれ1点ずつ出土しています。