馬形埴輪(うまがたはにわ)
時代 | 古墳時代中期 |
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出土場所 | 住吉東古墳 |
使用用途 | 古墳祭祀 |
素材 | 粘土(埴輪) |
寸法 | 全長82cm 高さ60cm |
この資料についての説明
住吉東古墳は、JR住吉駅のすぐ南東側に位置しており、昭和63年度の発掘調査の結果、全長約24mの帆立貝式古墳であることがわかりました。帆立貝式古墳とは、円形の墳丘に方形の造出し(張り出し)をつけて、全体の平面形が帆立貝の形をした古墳のことです。 墳丘の周囲にたくさんの埴輪が立て並べられていたと考えられます。馬形埴輪1点をはじめ、家形埴輪1点・人物埴輪3点・円筒埴輪約160点・朝顔形埴輪約10点が出土しています。この馬は、鞍や馬具の表現から乗馬用の馬を表していると考えられます。