人骨(じんこつ)
時代 | 古墳時代前期 |
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出土場所 | 舞子浜遺跡 |
使用用途 | 埋葬 |
素材 | 人骨 |
寸法 | 88×178cm |
この資料についての説明
舞子浜遺跡で、平成5年度に発掘調査された第8次調査の1号棺から出土した人骨です。 このお棺は、円筒埴輪と盾形埴輪を組み合わせて、両端は蓋(きぬがさ)形埴輪でふさいでいました。人骨は30〜60才の男性で、身長140〜150cmと推定されています。 この遺体は、別の埴輪の破片を枕にして、右手を腰の下に、左手を腰の上においています。また、お棺に遺体を納める時に、膝の部分を紐などでしばっていた可能性が考えられます。なお、人骨は実物ですが、埴輪は樹脂で復元したものです。