鰭付円筒埴輪・鰭付朝顔形埴輪(ひれつきえんとうはにわ・ひれつきあさがおがたはにわ)
時代 | 古墳時代中期 |
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出土場所 | 五色塚古墳 |
使用用途 | 古墳祭祀 |
素材 | 粘土(埴輪) |
寸法 | 器高93〜147cm |
この資料についての説明
垂水区五色山に所在する五色塚古墳は、全長194mの兵庫県下最大の前方後円墳で、4世紀末ごろに造られたと推定されています。明石海峡を望む大前方後円墳として大正10年に国の史跡に指定され、昭和40年から10年間をかけて全国で最初に復元整備を行いました。古墳の廻りにめぐらされていた鰭付円筒埴輪と鰭付朝顔形埴輪は、全部で約2,200本と推定されています。埴輪は、古墳の大きさに負けない大きさを持っており、見るものを圧倒します。